連戦連敗・・・ | ケンチクヤロウnの独り言

連戦連敗・・・

今日はコンペの話。

新建築の11月号が発売されてました。

20051108

で、セントラルガラスの結果が出てたんですけど・・・

納得いかない。納得できる作品は二つ三つ。自分の力量が足りないから、そーやって見えてるんだろーけど、やっぱり納得できないものは納得できなかった。シンボルとランドマークの違い。都会的なものと、ローカルなもの。作るのか、作らないのか。モニュメントでいいのか、空間が必要なのか。

消えていく系なものがランドマークになっていくってことはよく分かりました。作らずに、創れないか?そこらへんは分かってたのになー・・・。無念でした><

実際、昨年・今年と何かセントラルが分からなくなったというか、自分が時代に取り残されているというか・・・。そんな感じです。もっと感性磨かないといけないな><

で、この夏のコンペは連戦連敗なわけで・・・

せっかくだから、自分ひとりでやったのは、blogに載せちゃおうって感じで載せました^^;

20051108'

『ユニオン造形デザイン賞 サスティナブルな住宅』

・ヒトシイキョリ - 0 "wall" 6(+1) "room" 24 "window" -

住宅の中には様々な『距離』が存在している。部屋の距離、人の距離、物の

距離。そんな中で、外部に対する距離も、その一つ。

南向きの部屋は日当たりがいいですよ。

北向きはちょっと暗いけど、一日中ほのかな光は入ります。

東西の窓を開ければ、涼しい風が抜けますよ。

と、こんな会話が多く聞かれる。

そこで今回は、この住宅内に於ける、外部との距離を等価にしてみよう。

まず、諸室を個々に分解して、それら積み重ね、二つの棟に。

棟の間は温室がいいな。

そして、個々の部屋に、四つの孔をうつ。

すると、そこには、すべての方向に開口を持つ家が表れる。

北向きとか、南向きとかじゃなくて、全方向向き。

ここで孔を空けられた外壁は、壁ではなく、周囲の環境を最大限利用する為のヒフとなる。

夏の暑い日には、家全体の窓を全開に。家の中で風と戯れる。

水浴びした後は、木陰で涼しい風にあたりながら読書もいいな。

打ち水で冷たくなった空気を室内いっぱいに取り込もう。

家中の窓を縦長に連続させて開けたら、風道もできるな。

冬の寒い日には、温室で暖めた空気を体一杯に浴びよう。

全方向からの光で室内も暖かい。

お風呂の蒸気も適度な湿度に使えそう。

ミニマルでプリミティブな手法。設備機器で重装備するのも一つの方法だけど環境を出来るだけ自然な形で生かし、セルフドライブで、自分なりの、自分の家の使い方があるのも魅力的かもしれない。

こんな中で、家に愛着も沸いてくるだろう。


そんなサステイナブルな住宅。

20051108''

『日新工業コンペ 雨やどりの空間』

・雨の蜃気楼

都市の中を歩いている。
するとポツポツと雨が降り出した。
しかし、周りに雨は落ちてこない。
ふと上を見上げると、普段は何もない場所で、雨が糸で受け止められている。
水滴を受け止めた、くもの巣の中に居るような感じ。
そのレイヤー越しに見る町の風景は、雑多なものが消え、浮世絵のような感じを見せる。
それぞれの雨音に耳を澄ませば、色んな音があることに気づくだろう。
雨と糸によって、様々な空間が織り成される。
そんな、不思議な感覚に人々は足を止める。

現代の社会では、建物の中で過ごすことが多くなり、都市が内部化し、季節感など、日本独特の感性が失われつつある。雨は季節によって強弱も違えば、その雨独特の雰囲気がある。その質を空間に取り込む。それぞれ違った密度に折られた糸は、雨を通す時もあれば、雨を受け止める時もある。そんなエフェメラルな空間が都市の中にあれば、何気なく歩いている町で、流れ行く時間を感じることが出来るだろう。時間に追われている現代。こんな時位、雨によって解像度の変えられた空間の中で、色んな事に思いを馳せるのもいいと思う。そして、そこは雨があがると、雲がはれるように消えていく。
まるで、雨の中に出現した蜃気楼だったかのように。

コンセプト長っ><連戦連敗スパイラルから、抜け出したい><子どもスペース!頼みます!!案外、結果もう出てたりして・・・。

案に対してのご意見・ご感想等あれば、気軽に書いて下さいね!

ではでは今日はこの辺で。