48、悪口の報い——毒蛇が腸を釘で打ち付ける極度の苦痛を伴う地獄
その時、私は驚いて言いました。「ごめんなさい!私たちは以前きっと会ったことがありますよね?あなたは私の祖母の友達ですか?もう長い間、こう呼ばれることはなかったですが、どうやってここに来たのですか?」
祖母が死んでから、この名前が呼ばれることは完全になくなりました。まさか今日、地獄で再び誰かにそう呼ばれるとは思いませんでした。過去の思いが、まるで時間が逆戻りするかのように、突然悲しみが心に押し寄せてきました。
女の霊は言いました。「小玉子!あなたが私のことを覚えていないのは当然です。私はあなたの祖母とあまり関わっていませんでしたが、近所に住んでいました。私の家の前はみんなの通り道で、あなたが子供の頃、いつもぴょんぴょん跳ねながら歩くのが好きでした。あなたが通り過ぎると、足音が聞こえればすぐに分かります。あなたが私の家の前を通り過ぎるとき、私はよくリビングで何かをして、あなたの姿を見ていました。その頃、私の二人の娘はいつも聞いてきます。「どうして小玉子は毎日遊べれるのに、私たちは毎日たくさんの家事をしなければならないの?」そして私は娘たちをひどく叱ります。「あなたたちが生まれつき貧乏だ。貧乏な家に生まれる宿命。小さな家に住んで、みんな短命なのよ。あなたたちは女の子だから全然役に立たない。もし男の子だったら、毎日遊ばせてあげる。さっさと働きに行きなさい!何が羨ましいの?小玉子はただ家にお金が少し多いだけ、家が大きくても誰も住んでいないし。毎日遊んでいても、何がすごいの?あなたたちと同じ短命な宿命で、男の子にはなれません!」
あなたのおばあさんは私たちの町で有名な正直者で、人助けるのが好きです。持っているものは必ずみんなに貸してあげます。返さなくても構わないでした。でも、嫁たちが次々と家に入ってきてからは、あなたのおばあさんは嫁に隠れてみんなに物を貸さなければならなくなり、そうしないと嫁に叱られます。嫁からいろんな虐待を受けていました。その時、私はいつもあなたのおばあさんは正直だから、何人かの嫁にいじめられていると思っていました。だから私はもっと強くなって誰にもいじめられないようにしたいです。あなたのおばあさんはあなたが生まれてからとても幸せになったと言って、あなたの強靭さや男の性格に似ていることをみんなに話しました。さっき、あなたの横顔を見て、あなたが小玉子だと突然思い出しました。20年前、ある嫁が姑の指を噛み切った事件を覚えていませんか?
「あ!思い出しました!あなたがそのおばさんだったんですね!この話はとても有名で、聞いたことはありますれど、誰なのかは知らなかったです。その時私はまだ小さくて、大人のことは分からなかったです。祖母からあなたたちの嫁姑の仲が悪いと聞いたことがあります。どうやらあなたの姑は男の孫が欲しかったけど、あなたは二人の女の子を産んでいたそうですね。それに、あなたたちがよく喧嘩していたことも聞きました。でもおばさん、あなたはまだ若いのに、どうしてこんなに早く地獄に来てしまったんですか?」
女の霊は悲しみながら言いました。「私は生前、非常に気性が悪く、毎日人を罵っていました。誰に対しても罵倒し、少しでも気に入らないことがあれば、必ず大声で辛辣な言葉で怒鳴ります。たとえ天気が悪くて自分のやりたいことに影響が出ると、私は『くそったれ天気、こんな雨にうんざりだ』と罵っていました。姑や娘も毎日私に罵倒されていました。あなたが町にいる時、私は結婚して間もなく、姑はまだ若かったです。私は彼女の指を噛み切ってしまいました。その後、私はもう子供を産めなくなり、気分もますます悪くなり、姑は私の相手にならず、毎日『老いぼれ』と罵っていました。彼女が出かけようとすると、私は『老いぼれ娼婦、老いぼれ悪魔、男を探しに行け、外で死んでも私は遺体を引き取らない』と呪いました。姑はいつも怒って言い返してから出かけますが、いつも負けます。時には姑が私に殴られて血を流すこともあり、指を噛み切ったのは私が結婚したばかりの頃の威嚇でした。
私は肝炎で家に死んで、牛頭馬頭に地獄に引きずられました。閻王は、私が生前に悪口で人を傷つけ、義母を叩き、天と地を怒鳴りつけたため、不孝、不義、不恥、不礼、不敬を犯したことで、毒蛇の針が刺さる地獄で400年の刑罰を受けると判決しました。ここでの時間は非常に長く感じ、実に耐え難い苦痛です!生前は大声で威圧すれば周りの人を押し潰せると思っていましたが、それが間違いだったとやっと理解しました。ううう……本当に苦しいです!
小玉子よ!どうして地獄に来てしまったですか?お願い、私を助けてください!
その時、夜叉が凶悪に大声で言いました。「無駄話をするな、すぐに戻って刑を受けろ。阿玉は地獄を見学しにきて、本を書いて世の中の人々を導くために忙しい。あなたの無駄話を聞く暇はない。さっさとどけ。」夜叉がすぐに槍で殴りました
心の中には悲しい感じで、判官は私の悲しげな表情を見て、「女の霊にもう少し時間をあげてください。」と夜叉に指示しました。
女の霊は体が震えて苦しそうに泣きながら言いました。「小玉子、私を連れて一緒に本を書きたいです。私たちの町では、あなたが幼い頃からおばあさんの影響を受け、人を助けることが好きな性格で、それはみんなが知っています。小玉子が私を救ってくれると信じています。あなたは決して私のことを見捨てないでしょう。私たちはあまり話し合ったことがありませんが、かつて隣人だったこともあります。どうか私を連れて一緒に本を書いて、世の中の人々に悪口を言わないように警告しましょう。私は悪口を言って地獄で苦しんでいることを証明します。皆に悪口を言わないように手助けします。お願いです。私を救い出してください!」
「おばさん、南無阿弥陀仏!あなたが地獄に堕ちたことに、本当に悲しいです。私も早くあなたを救いたいですが、あなたを救出する力は持っていません。私は仏様の力を頼りに地獄を訪れ、『陰律無情』という本を書いています。本を書く人は仏様が決めたことで、私には勝手に決める権利はありません。私は五戒を守り、念仏を唱え、菜食を実践する仏教の弟子です。おばさんも念仏を唱え、悔い改めてください!私は本を書く功徳をおばさんが早く苦しみから解放され、楽を得て、浄土に生まれるように回向します。この判官様にお願いしてみますので、あなたの助けになれたらと思います!」
その時、女の霊は言いました。「判官様、お願いです、判官様、私は頭を下げます、私は死ぬべきです!私は死ぬべきです!生前に何の良いこともしていませんでしたが、今は小玉子のようにみんなのために良いことをしたいと本当に思っています。お願いです、私は本当に間違ったことをしました!」
判官は言いました。「あなたは生前に悪口で人を傷つけ、義母を叩き、侮辱したことは陰律において大きな親不孝です。陰律は悪を罰するものであり、地獄に堕ちるような悪業を行った者は、地獄の陰律によってしっかりと拘束され、悪業がすべて消えるまで地獄から出ることはできません。陰律の法則は、冥界にはどんな職員と知り合っても、人情によって刑罰を軽減することはありません。たとえ親子でも無関係です。冥府の陰律に反した者は必ず罰を受けなければならないです。たとえ被害者があなたを許しても、義母があなたの責任を追及しなくても、陰律の法則はあなたを許すことはありません。冥界の因果法則は、あなたの寿命と福報が尽きた後、牛頭馬頭が無情にあなたを地獄に連れて罰を受けさせます。今、あなたは一時的に悔い改める心がありますが、それを理解しています。今日、あなたが非常に協力的であることを考慮し、夜叉にあなたが一度悔い改めたことを記録するように指示します。それは冥府で仏法を聞いたことに相当します。あなたが生前に親不孝であったため、今はあなたの後世があなたのために理にかなった善行を行っていないことを招いています。あなたと阿玉の間には、かつて遠い親戚であった因縁が成熟し、今日の出会いとなりました。この無常の善縁を大切にしてください。」
冥府にも真心から悔い改める者に仏法を聞かせ、解脱する機会を与えますが、その前提として、懺悔の心念を一定の明るさまで高めていなければなりません。夜叉はそれを見ると、あなたを地蔵菩薩様の法を聞くために連れて行きます。法を聞くこの特別な機会は、誰でも利用できます。真心から絶えずに悔い改めれば、自然に夜叉を呼び寄せて刑罰を一時停止させ、法を聞くために連れてくれます。法を聞くたびに夜叉は記録します。聞くたびにあなたの霊性は地蔵菩薩の慈悲深い法音によって浄化され、加持されます。現在、あなたの悔いの心の光りは十分ではないので、まずはしっかりと業障を消化してください。
夜叉は再び女の霊に対して凶悪に言いました。「今日はお前の運がいい!判官が来てこんなにたくさんの理屈を説明してもらったなんて、さっさと戻って罰を受けろ!」また一発蹴りを入れました。ああ!夜叉よ!夜叉よ!いつも凶暴で、粗野です!ここにいる夜叉はみんな怖い顔をしています!ああ!決して地獄に堕ちて苦しむことがないように、どこもかしこも悲惨です!
この時、判官は続けて言いました。「もし悪口を言ったことがあり、今この文章を見て、地獄で苦しむことを免れたいと思うなら、生前にこの悪口の業を悔い改める必要があります。当然、悪口の業力の深刻さ、人の命にどれだけの傷害を与えたか、などなどを考慮しなければならないです。たとえ深刻なものであっても、悔い改めれば大きく改善されます。普通の悪口の業力であれば、寿命が尽きるまでに悔い改めて清めることができます。悔い改める方法は、昨日の虚言を言った時と同じで、虚言を悪口に変えるだけです。例えば:私の名前は何、いつどこでなんの事について悪口を言いました。このように虚言を悪口に変更すればよいです。覚えてほしいことは、真心から悔い改めなければなりません。これはとても重要です!切実な心は三世(過去世・現在世・未来世)までに届きます。一筋な真心は無量無辺の悪業を消滅させることができます。一筋な真心は陰律の法則に直通します!この《陰律無情》の中の心から悔い改める方法を世間に広めていれば、必ず過去の悪業を消去することができます。冥府にはすべての人間の善悪が詳細に記録されています。小さな善行を無視してはいけないです。大きな福報は実は小さな善行や細かい戒律を守ることから積み上げたのです。この文章を読んで悔い改めた後、心の中でこの悔い改める方法があるからといって、好き勝手に行動し、再び悪行を行い、何度も悔い改めることを繰り返すことはできません。故意に再犯する者には、罪が加重されます!」
阿玉!悪口地獄は今日ここまでにしましょう!また時間を作って来てください!まだ仕事がありますので、お先に失礼します。
阿玉は判官に礼をします!判官があのおばさんを助けてくれたことに非常に感謝しています。
判官は言いました。「気にしないでください!私たちの心の中では、すべての罪の霊は平等です。私たちの冥府は、すべての霊が早く地獄から離れることを望んでいます。本を書くために、お手伝いするのも私の責任です。これ以上多くの人間が地獄に落ちて苦しむことを防ぐことが目標です。そして、私たち冥府の仕事量を軽減することもできます。阿玉にも感謝します!もっと来て早く書籍を出版してください。地獄の様々な苦しみを陽界の人に知ってもらい、人心を感化させて戒律を守り、念仏を唱え、善行を行うように導いてください。仏様の恩、天帝や多くの閻王の恩恵を決して無駄にしてはなりません。陽界の生きとし生けるものを救うために、冥界の地獄における様々な刑罰の真実を公表しました。今の陽界の人間は悪行を行い、因果の法則を信じず、好き勝手に行動し、邪淫、殺生、窃盗、虚言、それはもはや制御不能なレベルになっています。天に対してひどく冒涜し、天地の間の正気のバランスを乱しています。《陰律無情》という本は、かつて悪行をしましたが、良心がまだ完全に消えていない一部の人を苦界から救うことを望んでいます。」
「あなたは早く戻って記事を書いてください。まだ仕事がありますのでお先に失礼します!」
「阿弥陀仏!忙しい中で助けてくださった慈悲深い判官に感謝します。阿玉は合掌して感謝しました!」
白い蓮の花に乗って帰ります!
「阿弥陀仏!阿玉は判官に合掌します!」
