41、食べ物を粗末にする痛ましい報い——五穀豊穣の地獄



仏様の力に感謝します!白い蓮の花に乗って出発します!


阿弥陀仏!阿玉は判官に合掌します!


「判官!今日は食べ物を粗末にする報いについてお尋ねしたいですが?」


判官は言いました。「食べ物を無駄にすると地獄に堕ちて報いを受けることになります。誰でも食べ物を食べるとき、感謝の気持ちと恥じる心を持って味わうべきです。天地が食べ物を育んでくれたこと、農民が苦労して耕作したこと、親が育ててくれたこと、そして自分が過去の生で積み重ねた食べ物の福報にすべて感謝しなければなりません。人間は食べ物、空気、水、太陽に依存して生きています。これらは外部からの因縁であり、外部の因縁がなければ、人間の世界には良い食べ物は存在しません。したがって、まず天地に感謝しなければなりません。大自然の太陽、空気、土地の育みがなければ、五穀の食べ物はどこから来るのでしょう?自然の条件が整っていても、農夫の耕作、播種、灌漑、収穫、包装といった作業も不可欠です。春に種を蒔き、秋に収穫するまで、春夏秋の三季を経なければならないです。諺にあるように「正午に畑で耕作して、汗が稲の土に滴り落ちた。お皿の米は一粒一粒が苦労した成果なんて、誰が知っているのでしょう!」農夫は日差しや雨にさらされながら、農作物を丁寧に育てています。私たちは農夫の苦労に感謝しなければなりません!」


すべての人は父の精子と母の血によってこの世に生まれ、幼い頃は服を着せられ、食事を与えて育てられたため、私たちは親の恩に感謝しなければなりません。また、私たちは過去の生で布施し、戒律を守り、善行を積み重ねて得た福報を大切にしなければなりません。福報が足りない人は、たとえばアフリカ、エチオピア、コンゴなどの貧しい国や、中国の辺鄙で人が少なく貧しい地域に住む人は、深刻な食糧不足に直面し、多くの大人や子供が飢え死にしたり、栄養不足で衰弱したりして、他者の助けを待たなければなりません。中には、他者の助けを待つ時に飢え死にしてしまった人もいます!


人は生まれた時から、食べる量や着るもの、身長や体重、裕福や貧乏、災害、財産、寿命などがすでに定められています。そのため、私たちが食べ物を口にするたびに、今生で定められた福報を享受していることを意味します。つまり残りの人生の中で、福報を享受する機会がだんだんに減ってしまうことです。普通の人はこの定められた業力を破ることはできません。影響を与えることができるのは、善行を積む者と悪行を積む者の二種類だけです。


善行を積む者には二つがあります。一つは、仏菩薩様が慈悲の心を持って人間界に現れ、人間を救う聖者です。仏菩薩様は自由に行き来ができ、定められた業力に束縛されることはありません。時には、聖者は多くの縁のある人々を救うために、意図的に様々な苦難を経験し、仏法を説いて衆生を導くことがあります。実はその苦難は聖者の心を束縛することはできず、一般人だけがこの世の五欲や煩悩に惑わされます。もう一つの善行を積む者は普通の人ですが、彼らは大きな慈悲の心を持ち、常に大きな福報と陰徳を積んでいます。このような善者も運命の鎖を破り、直線的に上昇することができます。悪行を積む者は、悪業が重すぎるため、地獄に直線的に下降することになります。そのため、様々な食べ物を口にする際に、恥じる心を持つべきです。食べ物は私たちの肉体を養うものであり、肉体は修行のための道具であります。食べ物を重視しすぎて、食の奴隷になり、食べ物に翻弄されてはいけません。また、食べ物を無駄にしたり、穀物を粗末に扱ったりしてはいけないです。


以前は地獄に小さな飢餓地獄があり、飢餓地獄で罰を受ける者は、かつてこの世で福報が良い大金持ちやその妻、または商売人たちです。彼らは福報が良いため、随時食べ物を粗末し、寿命を全うした後に飢餓地獄に堕ちます。また、金持ちが乞食や貧しい人に施しをしない場合も、寿命を全うした後に飢餓地獄に堕ちて罰を受けます。その罪の霊が飢えの苦しみを味わい、穀物の貴重さを覚えさせ、貪欲を取り除くことです。以前、飢餓地獄で罰を受けた時間は非常に短く、3年から始まり、最長で50年でしたが、堕落する人も少なく、ほとんどは年配の金持ちでした。


現在、地獄の南側には霊的な地獄の区域があり、その中に「五穀豊穣」という大地獄があります。五穀豊穣地獄の中には大半が若者で、無駄にされた食べ物は何でもあり、山のように積もっています。以前、食べ物を無駄にした人は、寿命を全うした後に地獄の陰律によって飢えの罰を受けました。今、食べ物を無駄にした人は、寿命を全うすると五穀豊穣地獄の報いを受けます。この世で無駄にされたすべての食べ物は、俱生神によって記録され、寿命を全うした後に五穀豊穣地獄に堕ちて、生前に粗末した食べ物をすべて食べなければなりません。この世には多くの若者がたくさんの食べ物を買い、食べきれずに捨ててしまうことが多いです。地獄には、罪の霊に食べきれないものを買って無駄にすることが許せないという陰律を理解させる必要があります。買ったものはあなたの福報に属するので、すべてを食べきるべきです。阿玉、私について来てください。あなたを案内します。


すでに酸っぱい匂い、食べ物の腐敗した臭み、そして吐き気の匂いがします。また吐く音、咳き込む音が聞こえてきました。「五穀豊穣地獄」という大きな文字が見えて、この地獄も非常に大きいです!中には本当に五穀豊穣で、食べ物は目に見えないほど多く、山のように谷のように、かなり恐ろしいです!数えきれないほどの料理、クッキーなどがあり、大きな袋や小さな袋、さまざまな種類の食べ物がたくさんあり、すべてを数えることはできません。そして水や飲み物なども、すべてバケツに入っています。


ここの霊にはそれぞれの食べ物の区域があり、その中には霊たちが生前に無駄にした食べ物が入っていると判官が話しました。五穀豊穣地獄に多くの若者がいるのを見ました。彼らはこの地獄に罰を受けるだけでなく、邪淫などの罪も犯していたと判官が言いました。


では、あちらの若い女性の霊に聞いてみましょう!この霊の広い区域の食べ物はとても恐ろしいもので、いつになったら食べ終わるのか全く分かりません。女性の霊は少し清楚に見え、苦しそうに嘔吐しています!


「阿弥陀仏!あなたはどう感じていますか?ここに来た理由を教えていただけますか?」


女性の霊は言いました「ここは非常に非常に苦しいです!毎秒がとても苦痛に感じます!もう吐きそうです!あなたは誰ですか?どうか私を助けてください!」


「ここに来た理由を教えていただけますか?」


「私が言います!言います!生前、たくさんの食べ物を買うのが好きでした。特にいろんな美味しいものを買っていましたが、自分はあまり食べたくなくて、太るのが嫌ですから。でも毎日、自分の好きな食べ物を買って帰ります。私は古い食べ物を絶対に食べず、新鮮な食べ物だけを食べる習慣があります。新しい商品を見つけると必ず買って帰り、食べきれなかったら捨てます。年月が経つにつれて、今は地獄に来て全部食べなければならない罰を受けて、本当に惨めです!それに、歯を磨いたり顔を洗ったりする時にずっと水道の蛇口を開けっぱなしにしていたので、たくさんの水も無駄にしました!」女の霊は大声で泣きました!確かに、これらの酸っぱくて、臭くて、カビが生えていて、虫がたくさんいる食べ物を見ると、食欲が本当になくなります。


隣にいる年配の女の霊を見てみましょう。彼女の食べ物のエリアはさっきの霊の何倍より大きくて、さらに恐ろしいです!彼女の食べ物のエリアは大きいだけでなく、食べ物は極度に酸っぱくて臭くて気持ち悪いものです。すべて腐ってカビが生え、色が変わり、虫や菌がいっぱいのものです。これをどうやって食べるのでしょう!見ているだけで寒気がします!


「阿弥陀仏!ここに来た理由を教えていただけますか?」


「私が生前は主婦で、家事が嫌いでした。買い物の時間を節約するために、よくたくさんの野菜を買って家に置いていました。野菜は長持ちしないので、時間が経つと腐ってしまい、そしてよく作りすぎて食べきれずに捨てました。多くの野菜が腐ってしまって捨てられました。夫はよく私に水を無駄にしないよう、皿を洗うときは水道の蛇口をずっと開けっぱなしにしないように言います。夫が私を叱ると、私は必ず悪態をついて大声で喧嘩して、夫が黙るまで続けます。彼は私に食べ物を無駄にしないようにと言いますが、私は聞かず、わざと多めに買ってかえり、腐るのを待って捨てました。その結果、私は閻魔に五穀豊穣の地獄に判決され、以前に捨てたすべての食べ物を食べることになりました。今、私は夫の言うことを聞かなかったことをとても後悔しています。」その時、獄卒が彼女を捕まえに来て、食べ続けるようさせました。


阿玉は判官に尋ねました。「もし食べ物が故意に腐らせたものでなくても、食べなければならないですか?」


判官は言いました。「もし食べ物が故意ではなく、知らずに腐ってしまった場合は、食べない方が良いです。食べた後に体調を崩したり他の問題が起きたら、よろしくないです。私たちもこの無意識の過ちを悔い改め、今後も注意して同じ過ちを犯さないようにしてください。倶生神に過失を記録されて陰律の罰を受けないようにしなければならないです。その後、腐った食べ物に念仏や呪文を唱え、森や草むらに小さな動物に施して善縁を結ぶか、海の生き物に施すかをしましょう。」


「今日はここまでにしましょう。阿玉、先に帰ってください。質問があればまた来てください。」


阿弥陀仏!阿玉は判官に合掌して礼をします!


白い蓮の花に乗って帰ります!