古い木のフロアの片側に備え付けのバーカウンター、反対側には本棚。
スクリーンの見える位置に椅子が置かれて、ぼちぼちと人で埋まっていく。そこへ
宗教人類学者の植島啓司先生と、東京芸大の伊藤俊治先生も入って来られた。
飲み物や食べ物も自由に取りに行って、といわれるけれど、こういう場面では
なぜか皆、借りてきた猫のようになってしまう。(この古風な表現にあまりなじみがない方へ:慣れない環境で危険回避のためにじっとおとなしくしているようすです。)
本当の神楽のように、畳の上で毛布にくるまったりするとよいのかな。

明かりがすっと落ちて、また室内の雰囲気が変わる。
照明は、落ちる瞬間が最もエキサイティングだと私は思う。劇場や映画館で、
一番うれしくなる瞬間。
神楽は一昼夜続くらしいが、(昔は4昼夜!)佐々木先生の美しくコンパクトな映像と
おだやかなナレーションで、飽きることなく見入ってしまう。 続く。