No.417 高齢者の運転
平沼@NMAです。
国土交通省
から平成17年度の国土交通白書
が発表されました。
かなりのページ数がありますが、その中からNo.415
で良永さんも書かれていましたが、
高齢者の運転に関して書きたいと思います。
近年、高齢者の交通事故が増えているとよく耳にしますが、平成17年には65才以上の
高齢者を第1当事者とする死亡事故が平成元年の3倍にもなっているそうです。
アンケート調査によれば、自ら運転する頻度も「ほとんど毎日運転する」方が6割を超え、
ほぼ9割の方が週2、3回以上運転しているということですので、実質的に車が高齢者の
生活の足となっていることがうかがえます。
また、警察庁の意識調査では、70歳以上の家族が車を運転することについて「危険だと
思うが、移動手段がないので運転はやむを得ない」と答えた方が28.4%にも上っています。
これらのことからも今後の高齢者人口の増加により、現在の環境のままでは、高齢者に
よる交通事故の状況がより深刻になることを暗示していると言えるでしょう。
高齢者が安全・安心に外出・移動できる道路や公共交通機関などの環境整備が早急に
望まれますが、一方で「高齢者の外出時の障害」と感じるものとして11項目中、4番目に
多い「道路への違法駐車、放置自転車、荷物の放置」などは我々、ひとりひとりが意識
して行動していくことで改善できる部分もあるのではないでしょうか。
また「70歳以上の家族が運転することについて」というアンケートでは「危険だと思うので
運転をやめてほしい」、「今は大丈夫だが体が衰えてきたら運転をやめてほしい」という
家族の声が合わせて6割強にも上っています。
私自身も高齢の父を持つ者として、高齢者の方にはこの家族の声に耳を傾けて欲しいと
切に願う次第です。