No.44 合図 | NPO法人NMA

No.44 合図

平沼@NMAです。
皆さんも交通法規とは別に周りの車両に自分の意志などを伝えるため、車の灯火類を使われることがあると思います。
高速道路を走行中に前方で渋滞が発生していて減速していることを後続車に知らせるためにハザードを点灯する などはドライバーに一番、広く知られた合図ではないでしょうか。他にも、道を譲ってもらった時に相手へ感謝の気持ちを伝える手段としてハザードを点灯されている方などもよく見掛けます。

ただ、こうした合図の中には、自然発生的に生まれたものであるがためか、まるで正反対の2つの意味を持っているものなどもあります。

例えば、交差点で右折待ちの車への対向車からのパッシング。受け手は「お先にどうぞ」と譲ってくれたと思い右折しようしたが、実はそのパッシングは「牽制」の意味で対向車が減速せずに直進してきて衝突しそうになったなどは、私も目前で見たことがあります。先述のハザードにしても本来は「停止」という意味ですから、「譲ってくれてありがとう」と受け取ってしまうと意味が違い事故を招く場合もあるのではないでしょうか?

相手に明確にその意図が伝わらない合図は、合図には成り得ないのですから、複数の意味を持っている合図には、送り手、受け手共にその意味の取り違えに注意することは勿論ですが、使用することそのものを考えてみる必要があるように思います。

ところで、これは同じ合図でも交通法規に定められた合図に関連するニュースなのですが。。。
ここまでにウインカー点滅…岡山県警がマナー向上に標識 >
う~ん。。。マナーの問題なのでしょうか?

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