痛いほど生きてる証 | mikan3114のうたたね日記

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うたたね、音楽大好き♪

自分のための覚書日記です。

海外メディアが伝えている東日本大震災の情報を見ました。
言葉はなく、写真で伝えてくるもの。
看護学生になって、一番はじめに教えてもらったことを思い出しました。

一番はじめに教わる解剖生理学。
専門的で、今までと違い難しい。
でも素晴らしい先生に教わりました。
時々、難解事件があるとメディアに登場する先生です。

先生の教えてくれたことは、“死体は語る= 亡くなった後でも
伝えたいことがある”と言うことでした。
様々な事例を通して、解剖学的からみた人間の生きるしくみ、
そして大事なのは「心」と言うことを教えてくれました。


今回の大震災では、津波でなくなった方が大勢います。
検視官の方たちが必死で身元の手がかりを探し、そしてできるだけ
綺麗な身体で家族のもとへ帰したいと言う記事を読みました。

残された人たちは、自分だけ助かったことを悲しく、悔やんでます。
でも海外メディアが伝えてくれた写真を見た時に私が感じたことは、
「みつけてくれてありがとう」、「あなたが無事でよかった」という
メッセージのような気がしました。
綺麗事かもしれないけど、でも生きているからこそ
「できること」ってあると思います。

残された人たちが悔いに思っていることは、亡くなった方たちに対して、
やり残したことがあるからだと思います。
私自身、身内の突然の死を経験しました。
5年経とうとしている今でも、頭で理解していてもまだ心が受け入れられない。
それは後悔していることがあるからです。

憎める相手が居る方がラクかもしれません。
でも自然が相手だと思いが宙ぶらりん。
今を一生懸命生きるんでいいと思います。


“負けたり 悔やんだり 傷ついたとしても 痛いほど生きてる証”
doaの「愛は太陽のように誰にでもふりそそぐ」は、看護師としても、
一人の人間としても勇気を与えてくれます。


そして、被災地でない私たちができること。
日本の経済が滞らないよう、いつも通り働くこと、生活すること、大事だと思います。