こんばんは、アナログです。


今週の「豊臣兄弟」見ました。



宮崎あおいさん、お疲れ様でした。


いろいろ言われていましたが、あなたの演じたお市の方はとても熱演で、迫力がありました。


ただ、やっぱり長年大河ドラマを見て来た者としては違和感を感じていました。



そもそもお市の方は信長とそんなに仲が良かったのか?




昔、子どもの頃に映画「ゴッドファーザー」を観ていたら、主人公のアル・パチーノの妹役で出ていたタリア・シャイアが自分の夫を兄に殺されて泣き叫んで兄を罵る場面が出て来たんですよね(P ART1のラストシーンあたり)





それが映画がP A R T2、P A R T3と進むにつれて、タリア・シャイアは何事もなかったようにアル・パチーノと和解して、コルレオーネ家のために働いているじゃないですかびっくり



子どもだった私にはそのあたりの感情が理解出来なかったけど、いまならわかる気がする……


強大な権力を手にした兄と和解しなければ、そしてその庇護の元で暮らさないと未亡人になった自分は生きていけないと理解したからタリア・シャイアは黙ってコルレオーネ家にいるのではないか?



お市の方も信長に夫浅井長政を殺されて恨んでいないと言えば絶対嘘だと思う。


でも三人の娘を育てていくためには信長に頼らざるを得ない。


そんな諦めの心境にいたところ、思いがけず信長が暗殺されてしまった。


ここでもお市の方は織田家のためと言って柴田勝家と再婚することを強いられた悲劇の女性と長年の大河ドラマで描かれて来たように思います。




私が見て来た大河ドラマで説得力があったのは「おんな太閤記」の夏目雅子さんが演じたお市の方だったなぁ……


凛として美しく、芯が一本通ったお市の方だったと思います。


夫浅井長政を滅ぼした信長や秀吉のことは決して許さず、だからこそ柴田勝家とともに死ぬことを選んだ心情が一番よく出ていた夏目雅子さんのお市だったから、そのあとにさまざまな方が演じたお市の方に今ひとつ感情移入できなかったのかもしれないですね。