記事を読んで思い出したことふたつ。
「賢者の贈り物」"The Gift of the Magi" (by O. Henry)
クリスマス近いしね。高校(だったかな?)の英語の教科書に載ってた
(原文そのままじゃないけど)のを覚えさせられました。
Only one dollar and 87 cents. That was all.
Della became sad. The next day was Christmas day.
It was snowing outside.
とか。結構覚えてるもんだね(合ってるかはわからないけれど)。
愛し合う若い恋人たちデラとジム。
お金はないけれども、彼らは誇るべきふたつのものを持っていました。
それは、ジムのおじいさんから代々受け継がれた金時計と、
長く美しいデラの髪でした。
クリスマスを前に、彼らはその大事な宝物をお金に換えてしまいます。
宝物よりももっと大切な相手へのプレゼントのために・・・
心が温かくなるお話ですよね。
スペインの女性たちが、自らの髪と引き換えに手に入れたものが
しあわせであるといいな、と思いました。
しかし。商品としての価値と言うことでいえば当然なのでしょうが、
40センチ以上の長さでカラーリングしてない髪って、結構条件厳しい。
相場は長さと重さで決まり、6500円から20000円だそうです。
デラの髪は相当美しかったようなので、今で言えば2万は堅いと。
結構立派な鎖が買えそうです。
って、すごく下世話なとこに持って来ちゃいましたが。
マジな話、不況は深刻ですなぁ。
我が国だってデフレ宣言したばっかだし。
・・・・・・
ちなみに。
(オー・ヘンリーに戻りますが)
この賢者Magiはいわゆる東方の三博士。
新約聖書には、イエスキリスト生誕の際に
星に導かれてやってきて、
贈り物をささげたと記されています。
それと、あともうひとつ思い出したのは、
「日出る国の工場」(村上春樹著)
ええと、今ベッドの下にしまわれてると思うので、手元にないけれど、
村上春樹さんが自ら選んだ企業に工場見学(取材)に行かれた話を
まとめたエッセイ。20年以上も前に出てるから、もちろんそれぞれの
状況は違ってきてるとは思うけれど、このころのエッセイが好きなので、
今でも気が向くと引っ張り出す一冊(これ書くのだって何度めか)。
まず、「工場」の選定基準が村上春樹的。
「工場」の持つ属性(流れ作業的に大量生産することとか)に
当てはまるならそれはすなわち「工場」というわけで。
具体的には、人体標本工場・結婚式場(!!)・消しゴム工場・農場・
高級ブランド服工場・CD工場・アデランス工場。
―カツラ工場ありましたね。カツラができるまでの工程
(職人さんがいっぽんいっぽん手作業で髪を植えていくとか)
なんて、ちょっと他では知りようがなかったので、なるほどなぁと
結構興味を持って読みました。
以来、カツラと聞くとこの本のことを思い出します。
と、こんなところで。
今週はずっと長女の試験勉強に付き合ってるのですが、
そろそろ寝ようかな。
きのうも明け方まで本よんじゃったしね。
