ALT(Assistant Language Teacher;外国語指導助手)による
異文化講座に行ってきました。
今回の講師は、Ireland出身。
アイルランドのあれこれについてお話を伺ったり、質問したりの
1時間半でした。
まずは、アイルランドの自然、歴史などをさらっとおさらいして、
(私もさらっとアイルランド政府観光局 にリンクを貼っておしまいにする)
あとの時間はアイルランドのスポーツについてお話を聞きました。
アイルランドの2大スポーツはハーリングとゲーリック。
確かこの2つで競技人口の6~7割を占めるとか。
私はどちらも知りませんでした。
(youtube動画 )
ホッケーやラクロスの前身。
ヨーロッパ最古のフィールドゲームと言われている。
小さいボール(スレター;野球ボール大で硬い)を
ハーリーと呼ばれるスティックで打つ。
ゴールはH型で、クロスバーより下に入れば3点、
上なら1点が入る。
女子の競技は、カモーギーcamogieと呼ばれる。
(youtube動画 )
ゲーリックフットボールは、サッカーとラグビーを合わせたような競技で、
その歴史は古く中世にまで遡ることができ、これらの元祖と考えられている。
手と足の両方を使って敵のゴールにボール(これはサッカーボールに似ている)
を入れて得点を競う。ゴールの得点は、ハーリングに同じ。
で、最後の1時間は質問タイム。
言語について
ほとんどの人が日常会話に用いるのは、英語。
アイルランド語は、学校で(5歳から18歳の8年間)習います。
(中にはアイルランド語だけという学校もあるそうです)
IRAについて・治安について
アイルランドと言うとIRAのことがまず浮かぶが、現状は?という質問。
(私も「デビル」のブラピが真っ先に浮かんでしまう)
IRA(アイルランド共和軍)は、1921年イギリスとの間に和平条約が結ばれてからは
分裂・弱体化の状況にある。爆弾を使用したテロ行為を行ったり、
マフィア化してはいるが、それほど目立った活動はしていない。
現在アイルランドは、治安の良さで有名で、警官も銃器類を携帯していない。
O先生自身、IRAのことは映画や物語の中でしか知らない、
ロシアに行ったとき、子供に「人を殺したことはあるか」と聞かれたが、
銃を見たのは、大人になってからパリの警官が携行してたのが初めてだった、
というエピソードを語ってくれました。
「自分の国以外のことって、本当に知らなかったり誤解だらけだったりするものだ、
いちばんいいのは、できるだけたくさんの場所に実際に行ってみることだよね」
北アイルランド
カトリックとプロテスタントが分裂状況にある。
南北アイルランドの往来には今はパスポートは不要。
(以前は国境付近には塔があってそこから兵士が銃を構えてて怖かったけど今はない、とのこと)
南アイルランドは、ブリティッシュの人々とも友好関係にあるし、
宗教間の対立もなったくない。
産業・農業
IT産業(ソフトウエア・ハードウエア)が盛んだった(’80~’90年代)。
アメリカからの製品→ダブリン《翻訳》→ヨーロッパ各国へというルートが確立。
農業は、酪農、ジャガイモなど。
政府はorganic farmingオーガニック農法への転向を打ち出したところ。
ジャガイモ飢饉
19世紀中ごろ、主要食物であるジャガイモが不足し、
多くの人が亡くなったりアメリカへ渡ったりした。
ほか
ナショナルカラーはグリーン。
聖パトリック・ディSt Patrick's Day
(聖パトリックは、アイルランドにキリスト教を広めた聖人)
には、緑のものを身に付け、パレードなどが行われる。
緑色のビールを飲んだり、パトリックという名の人はアルコールがタダになったりする。
アイルランド系アメリカ人は、祖国の文化を誇示するため(か)、
本国アイルランドよりも大々的にお祝いをする。(シカゴ川を緑に染めたり)
長くなったので、この辺で。
あまりいろいろな情報が入ってくる国ではないので、
とても興味深い話、初めて聞く話ばかりで、
1時間半があっという間に過ぎてしまいました。


