11月3日 文化の日。
子供の日とか建国記念日とかとは違って、
数多ある祝祭日の中で、
いまひとつ実態のつきにくい日でした。
(ちなみに、本日付のasahi.comの記事 )
こどものころ、本当に小さなこどもの頃、
「文化」なるものが意味するところが
いまひとつ理解できないと思っていました。
校長先生のお話によると、
(朝礼のときなんかに直近の祝日に関する蘊蓄などを披露されるのだ)
「人の営みすべて、人間の考えたものは何から何まで文化なんだよ」
「文化という言葉は、いろいろなものにも付いて使われますよね。
文化祭とかね。
たとえば包丁とか(これは、文化包丁からの発想なのでしょう)、
そういう日常的に使う道具だって文化です」
小学低学年の子供にもわかり易く説明されていたその内容が
いまも頭に残っています。
なにしろ低学年だったので、うろ覚えですが。
でも、当時の私には人間の考えたものぜんぶって言われても
あまりにも壮大すぎて、相変わらずよくわからず。
(概念とか抽象とかを表す言葉を理解できなかったのでしょう。
あくまで実体を伴った具象的なものとして理解したかったのだと思います)
で、結局、
「文化祭」が何のことかわからない(幼稚園や小学校には「文化祭」はなかった)、
文化包丁も知らない私は、
その後―文化なるものをおぼろげにも理解した後もずっと―
「文化」と聞くとなんとなく包丁を思い浮かべるようになったのでした。
蛇足ながら、そんな私が学生時代専攻したのは文化論だったりします。
きょうは、そんな(どんな?)文化の日。