週に一度主人がせっせと持ち帰ってくれるR25。
パラパラと見ていてある記事に目が止まりました。
プルースト効果 「ニオイによって記憶が呼び起こされる現象」
かのフランスの文豪マルセル・プルースト著「失われた時を求めて」より、
主人公がマドレーヌを紅茶に浸したものを口にしたとたん、その香りから過去の記憶が甦っていく
という物語の冒頭シーンにちなんで付けられたようです。
(プルーストの名とその代表作のタイトルを記憶しているだけで、私自身は未読ですが)
こんな風に、ある特定のにおいで過去の記憶や感情が瞬時に甦ることって、ありますよね。
(ここにも何度か書いてますが、「におい」とか「音楽」って圧倒的にそういう力があると思う)
この現象にもちゃんと名前が付いていたんですね。
以下、上記記事より、筑波大学の綾部早穂准教授 のお話を。
・ 嗅覚は、五感の中でも特に情動に結び付いているといわれている
・ 空気中に漂うニオイの粒子はまず鼻の奥にある嗅細胞によって感知される
そして脳の入口にある神経、嗅球に伝わり、ニオイ情報として伝達されていく
その位置が脳の感情をつかさどる部位に近いことから記憶が呼び起こされている
とも言われているが、詳しいメカニズムは未解明
なるほど。
脳の中で近いとこ同士にあるのでにおいが感情までを刺激し呼び起こしちゃう
(かもしれない)ってことかぁ。
まぁ、そんなことはさておき(さんざん書き写しておいて何だけど)、
その場の状況にお構いなしに突然センチメンタルになったり、
ノスタルジックになったりする感じ、
ときにはそんな感情にあえて浸ってみるのも悪くないものです。
もっと言えば、結構好き。
「プルースト効果」ってネーミングも気が利いてるよね。
実生活でそれほど感情が揺らぐこともなくなっているせいかも(現実逃避や妄想に近いのか?)
などと自己分析しちゃうと、なんだか切なくなるけどね。
再度同記事より、記憶がよみがえるニオイ上位5つは以下の通り。
(一都三県の25~34歳の男女100人調べ)
1.香水(19)
2.草木(12)
3.線香(8)
4.畳(5)
4.花(5)
はいはい、確かにどれも納得です。
香水は、元彼とか(一応一般論ってことで。私の場合、高校の時の数学の先生とか)、
それを使ってた当時の自分自身のこととかね。
このアンケートで100人中74%の人が匂いで記憶が蘇った経験ありと答えてるそうだけど、
26%(人)はそういう経験ないってことなのか(とっさに思いつかなかったとか?)
プルースト効果によってもたらされるのは、直截的で瞬間的な感情の喚起なので、
「思い出す」ではなく、(記憶が)「呼び起こされる」「甦る」みたいな表現になるんだろうね。
―なんてことを書いてて思いました。
たとえば、新しい季節(季節の変わり目)のにおい、雨の降り始めのにおいなどは、
いつ・どこといった具体的な対象ではなく、過去にそれを感じたときの感情や状況を
ひっくるめたものが直に「来る」感じで、ときに圧倒されます。