今日になって割と詳しくやってるのを見たけど、なんというか、考えさせられました。
今回の少年の度を越した行為は以前から知られていて、警察に相談もしていたとか。
事件が起きたときも、待ち伏せされて、2人きりで話し合いをしていたとか。
14歳の男の子が、3つも上の相手と、1対1で、しまいにはナイフ所持まで匂わされたら、
どれだけ怖い思いをしたことか。
事務所の方針かも知れないけど、もう少し周囲が配慮はできなかったのかと
かわいそうに思いました。
思春期に同性にあこがれを抱くという心理は、決して珍しくないことだと思います。
自らのありうべき(あらまほしき)姿を他者に見出し、
相手のようになるべく努力をする。
同じものを身にまとい、同じものを食べて、同じものを好む。
(この辺りまでは、よくあるファン心理として解することができますが)
自己との同一化を図る。
相手との距離感をすっかり見失う。
「相手のすべてを知るためにはいつもいつも見ている必要がある」
―ここまで来てしまうと、ストーカーと呼びうる存在になってしまってます。
相手がテレビタレントではなくても、
友達が(知り合いが)まねをして困るなんて話は、割とよく聞きます。
髪を切ったら、翌日には同じように切ってくるとか、気付けば同じ服を着ていたとか。
同じブランド、同じ家具、同じ行きつけの店。
(仲良くしていて、自然に、お互いに影響を受けるのとは違う、一方的な行為)
大人になってもそういうタイプの人って、現実に結構いますよね。
こうありたいと願うこと、向上心を抱くことは素晴らしいことですが、
相手を一個の人格として尊重し、同時に自分が自分であること(identity)も大切に。
そうすることで、身勝手な他者との同一化(identification)を防ぐことが
できるのではないでしょうか。
一旦歯車が狂ってしまったり、度を越してしまってからでは、
修正するのは容易ではなさそうです。
(そして、そういう傾向にある人は、案外多いのかも)
話がそれましたが…
同性ということで言えば、昨今のメディアでは
ジェンダーに関する個性について
ことさら積極的に取り上げる風潮がありますから、
あるいはそのあたりの影響もあるのかも知れません。
こうした情報にさらされることで、本来一過性であるはずのものを、
自分の生まれながらに背負った志向性と思いこんでしまう
ことってないんだろうかと思うこともあるのですが…
この少年の心境についてはわかりませんが、
度を越したストーキング行為が繰りかえされていたのは、
間違いないようです。
被害に遭った森本くんは言うまでもなく、
再発を防ぐためにも、加害少年のカウンセリングもきちんとしてほしいものです。