お昼にところてんを食べました。
ふとお酢の味が欲しくなって、
ところてんを買ってあったのを思い出して。
ところてん。
小学校の隣に2軒並んで文房具やら駄菓子やらを置いてる店がありました。
もてぎとやまもと。(こんなこと、意外に覚えてるものですね)
やまもとの方には、店先にイスとテーブルが何セットか置いてあって、
夏にはかき氷とところてん、
冬にはおでんともんじゃやきを出してくれました。
私が初めてところてんを食べたのは、このお店だった気がします。
「ところてんちょうだい」と声をかけると、
やまもとのおばさんが「あいよ」と言って
水をはった桶の中からひとつ取り出すと、
ところてん突きにするりと入れて、突いてくれます。
それにお酢とお醤油をかけて、
とうがらしと青のりを振って、
一本箸で食べるのです。
酢と醤油を多めに入れて、食べ終わった後に残ったこの汁を
むせないように気をつけながら飲むのが好きでした。
どこまでがやまもと流だったのかはわかりませんが、
私にとって、もっとも正式なところてんの食べ方は、
この流儀なような気がします。
その後我が家にちょっとしたところてんブームが訪れました。
ある日、母がところてん突きを買ってきたのです。
当時、ところてんは、ブロック状で売られていて、
今のように突かれた状態のものは(あまり)なかったような気がします。
(子供だったので、その辺定かじゃない)
以来、ところてんはおやつの定番に。
兄弟で誰が突くかでよくもめたものです。
いつの間にか食べるまでのそうした準備も面倒くさくなり、
ところてんにも飽きてしまって、やがてブームは去りました。
ブロック状のところてんも見なくなりましたね。
これは大人になってからのことですが、関西に住んでいたころ、
スーパーでところてんを買ったら黒蜜が付いててびっくりしました。
西の方では甘くして食べるんだと、その時初めて知りました。
その後気をつけてみると、大抵のところでは黒蜜用と酢醤油のついたのと
両方置かれているようでした。
主流はやはり甘い方なのでしょうか。
暑くなると、昼間こういうものが食べたくなりますよね。
今度買い物に行ったときに買っておこう。