ゆうべ もう寝ようかというときに入ってきた訃報
忌野清志郎さん(日刊スポーツ )
初めて彼の存在を知ったのは、
ローリングストーンズに関する文章の中だったと記憶しています。
日本にもミックジャガーのような凄いライブパフォーマンスをするバンドがあると。
そういうふうにして知った忌野清志郎というアーティストと彼のバンドRCサクセションは、
日本のフォークやニューミュージックと呼ばれる音楽にいまひとつ共感することができずに
ビルボードやUKのチャートばかりを聴いていた当時の私には鮮烈な印象をもたらしました。
洋楽の模倣や借り物としてではなく、
一旦自分の中に取り込んで、すっかり自らのものとなってから
生み出された音楽がそこにはありました。
ロックやR&Bのリズム・様式にのせて歌う
キヨシローのうた、キヨシローの声。キヨシローの想い。
日本語は日本語のままでもロックができるんだという衝撃。
彼が私たちに遺してくれたものはあまりにもたくさんで、
例えば好きな曲を「スローバラード 」「雨上がりの夜空に」「トランジスタ・ラジオ」・・・
なんて挙げて行ってたら、どうにもきりがない
(しかもどれもどメジャーどころなんだけど、やっぱりこの辺りが先ず頭に浮かんでしまう)
「マンハッタン・ラブストーリー」の八反万次郎役も相当イカシてました。
(これ、全然脈絡ないんだけど、ひとこと言いたかった)
音楽のみならず、派手な化粧やファッションなどのパフォーマンスを以て
エンターテイメントの新しい在り方を切り開いた人でもありました。
それでいて、ちょっとはにかんだ笑顔で話したりするのがなんともチャーミングだったり…
咽頭がん、復帰、転移と、この数年は彼の病状には一喜一憂しておりました。
徹子の部屋で拝見したときの、病気のことには頑なに触れられたくないそぶりには
違和感さえ覚えましたが、再発の公表はその後まもなくだったように思います。
再びお元気な姿を拝見できる日を信じていましたが・・・
58歳、まだまだ彼の姿を見ていたかったという思いはどうしても残ります。
早すぎるご逝去、本当に残念で仕方ありません。
心よりご冥福をお祈りしたいです。