寄生生物。
他者の生を自らの命の拠り所として生を永らえるもの。
生けるものとしてその在り方はなんとなく気になる。
パラサイトって言葉自体も何年か前からよく使われるけど、
これはヒトに対して比喩的に用いられることが多いですね。
私のような存在もパートナーに依って生きてると言えますが・・・
うーん、近親憎悪の裏返しでってわけでもないのだけど。
そんな分析はいいとして。
余談ですが、「すねをかじる」はsponge off。
これ、吸い取ってる感があるよね(なにしろspongeスポンジ・・・)。
たとえば、ヤドリギ。
こんもりとボールのような形がいかにも別の生き物然として
くっついてる姿は視覚的にも面白いですよね。
西欧では聖なる木としてクリスマスのオーナメントとして使われるそうです。
この下に立っている人にはキスをしていいとか。
これは寄生からは離れるけど、同じような印象を受けるものとして
カッコウの托卵なんていう現象は、やはり興味をそそられる。
どうしてこんなやり方がまかり通って定着しちゃったんだろうなどと
考えてしまいます。
話がそれてしまいました。てか、前置き長いですね。
今日は冬虫夏草のこと。
健康食品としても知られていますが、私が興味をそそられるのは、
生命体としてのそれ。
冬虫夏草。菌類、キノコの一種。
宿主(寄生する相手)を昆虫(とかクモ)とするキノコの総称です。
名前の由来は、これらが
古来中国では冬は虫の姿で過ごし、夏に草へと変わるものと考えられていた
ためとか。
なぜ宿主が虫なのか、
なぜ宿主の種類によって冬虫夏草の種類も変わるのか、
なぜ葉っぱに止まったままの姿勢の虫から生えたりしりうるのか・・・
(宿主の死はどんな形で訪れたのか・それは突然の死なのか・だとすればどうやって)
本などもいくつか読んでみましたが、不思議ですよねぇ。。
(しかし虫の話多い)
私の例によっての残念っぷりは、文字通り尻が重いというか
これも実際に生えている姿を見ていないということ。
ちょっと今シーズンは散策してみようかな?
などと言ってみる。
そんな冬虫夏草の魅力に取りつかれたおひとり
と言って差し支えないでしょうか。
大竹茂夫氏。
それにインスパイアされた幻想的な作品の数々が。
異世界に踏み込んだような気分になれます。
ここでは大竹氏の著作などを貼らせていただきます。
表紙からもその世界観の一端を伺い知ることができます。
私自身が大竹氏の作品を意識したのは、「シーラと呼ばれた子」「よその子」など、
一連のトリイ・ヘイデン(※)の著作の表紙からなので、かれこれ10年近く前のことです。
(※アメリカの元教師であり、情緒障害児らと向き合った体験を綴ったノンフィクション作家)
蛇足ですが、菌類繋がりで粘菌類も面白いですね。
(大竹氏はこちらのも精通していらっしゃるそうですが)
京極堂シリーズの関口巽は確か粘菌の研究をしていたという設定でした。
(ほんと完全に蛇足)
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