昨夜は今年初のウドをいただきました
短冊切りにして、ちょっぴりの砂糖と醤油で炒め、仕上げに鰹節少々
大好きな春の味覚の一つ
今朝は庭の梅のつぼみが一段と膨らんでいました
見上げると、昨日までの空とはどこか違う空が広がっています
草花の芽吹きの時期は一年で一番わくわくします
(花粉さえなければねぇ・・一番好きな季節なのに、体調は最悪というのが切ない)
彩のない地面から遠慮気味に顔を出してくるのはふきのとう
遊歩道の傍らにはつくし
新しい始まりの光景
もう少し気温が緩んできたころ
楽しみだったのは、セリ摘み
稲の切り株を踏みしめるときのざくっざくっという感触を楽しみながら
近所の田んぼに降りて行って、
地面を這うように広がるセリを安全カミソリで摘み取ります
ばらばらにならないように、根元から
根っこは残して
スーパーで売られているのとは違う種類なのでしょうか、
細かい葉っぱで、色も少し紫がかっています
しゃがみ込んだ姿勢のままで腰が痛くなって
5回目くらいの伸びをしたころ
やっとボールに一杯程度のセリが集まります
家に帰って、きれいなところだけより分けて
湯掻いたあとのセリは
小鉢にほんのひと山程度
おひたしにしていただきます
ほんのりした苦みと香り
何とも言えない春の味覚
最後にセリ摘みをしたのは15年くらい前
初めての田んぼに興奮気味の子供たち
まねをしたがる長女には
歯のないカミソリと外遊び用のバケツ
「とったのはここに入れてね、競争だよ」
(手当たりしだいに雑草をむしり取っては誇らしげにバケツへ、お母さんのと混ぜてもらっては困ります)
永く病床に就いたきりだった母は亡くなり、
住む人はいなくなり
やがて人手に渡った家
帰る理由さえなくなった故郷
頭の中に残る暖かな春の日