順大体操競技部 加納監督のお話 もう一つの楽しみのこと | タイトル未定・・・

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ささやかな日常の雑記帳

ゆか編 鉄棒編 Q&A に続く最終記事です)


ここで加納監督のお話


 最後に私の方からちょっとお話をということで。
 今、選手のほうからいろいろ出ていましたね。

 「あきらめない」と。

 で、どうしてあきらめないのかということですが、

 これは、皆さんもスポーツをやっているかもしれませんが、

 体操競技やスポーツに限らず、やはり、夢があるから、ということになりますね。

 夢があるから、大きな目標、小さな目標が出てくる。そうするとそこに計画が生まれる。

 そういったことが、順序立ててできてきますね。

 夢がなければ、目標も出てこない、計画もない。

 で、さっき「あきらめない」という言葉が出てきましたが、これはやはり、夢があるから、

 我慢する、あきらめないという言葉につながってきたんじゃないかなと思います。 


 それと先ほど体操から何を学んだのかという質問がありました。

 私は現役を終わって、ずっと指導をしてきて、オリンピック選手も9人くらい育ててきましたが、

 その時に何を学んだかと言えば、我慢すること、忍耐だと思います。

 私が心掛けているのは、自主性を育てるということ。

 選手ひとりひとりの自主性をいかに育てるか、

 自主性が出てくるようにいかにおぜんだてをするかということが私の指導といえるんですね。

 失敗した時に私がすぐに声を掛けてしまうと、自主性は生まれてこないわけです。

 私は本当は行きたいんだけど我慢する、我慢して我慢して、ここぞというときに出て行く。

 そういう場の雰囲気やタイミングがすごく大事なわけです。 

 私はそこから忍耐というものを学んできたような気がします。

 それが私の指導理念というべきものになってます。 



 今日君たちに体操を見てもらいましたね。

 アップ時間とか、場所的なものを考えた中でできる範囲でしたが。

 テレビで見てるのと違うんです。テレビは二次元しかない。これは三次元です。

 だから、感動するんです。びっくりするんです。

 きっと今日は、テレビでは感動できないような感動をしてくれたことと思います。

 本物に触れるということは君たちの今の年代ではすごく大切なことだと思います。

 ―-人生にとって大事だと思います。

 君たちだけに限らず、私やお父さん、お母さんにとってもそうです。

 本物に触れることで自分の感性を磨くことはすごく大事です。

 そういう点で、今日は感動してもらえたら、すごく幸せだなと思います。


 最後に、ここにいる選手たちはみんな小さいころから体操をやってきた子たちばかりです。

 十何年もやってますね。昔から15年はやらないと一流になれないと言われていました。

 だけど、一番大事なのは基本です。

 基本がしっかりできてないと、次のステップを踏んでいけない。

 これは、君たちの勉強も一緒だと思います。

 数学もそう、物理もそうでしょう。数式を覚えてないと問題は解けない。

 体操競技も同じことだと思います。基本がすごく大事。


 ちなみに、体操競技で覚える技は数百。数百の技を覚えないと、一流になれない。

 膨大な技を覚えないといけない、その時にやはり基本ができてないといけない。

 先ほど選手も言っていましたが、

 それには日々の継続が大切であるということなのです。

 そういったことで、今日は体操を見ていただきました。

 ありがとうございました。



以上で順大の加納監督、選手の皆さんのお話し及び実演は終わりです。

この後は閉会の式、生徒さんよりお礼の言葉、花束贈呈など。



県の教育委員長のお話の中で、、坂本くんのことが出てきました。

県からの表彰式の時に(確か、つい先日ということだったので、チーバくんの時でしょうか?)

教育委員長は坂本くんとお話をされたそうです。

坂本くん、「北京オリンピックの時に千葉県からの応援団がいて、とても励まされた」

というようなことを話していたとか。

坂本くんって、そういうこともそつなく言える人なんだな、などと納得したような、意外なような気がしました。

・・・余談でした。



私の感想は記事中にちょこちょこ入れたので、ここで改めて書くことはあまりないですね。

選手の皆さんそれぞれ個性があって魅力的で、

これからの体操界も楽しみだなと思わせてもらいました。

(体操を見るのさえも初めてなのに、この上目線。申し訳ありません…)

あ、女子の古川さん、きれいな方でした。もちろん、演技もしなやかで美しく、

男子選手の中で、ひとり女子ならではという魅力を十分に見せてくれました。


で、個人的には、田頭くんがよかったです。

ワタクシこれからは田頭担で(冗談です、ジャ●ヲタじゃないんだから)。

鉄棒では、渡邊くん、離れ業を決めまくってました。質問コーナーでぼそっと短く答える感じも逆にツボ。

今後は彼ら3年生コンビに注目しましょう。


以上、、出不精の私がたなぼた式に超地元で済ませた初の体操鑑賞記でした。

どうもお粗末さまでした。





で、ここからはもう一つの楽しみなことの話(土曜日に楽しみが2つと書いたんですよね)。


実はこの日、スポパラの藤崎さんが(取材としてではなく)来られました。

お会いしてお話をしましょうという以前からのお約束がこの日実現しました。


ブログを通じてお知り合いになった方とお会いするのは、初めてのことでした。

メールのやり取りをして初めてお会いする藤崎さんは、

彼女の書かれる文章のイメージそのままの方でした。

柔らかくて、しなやかで、かわいらしくて、

でも、お話ししているときちんと一本芯が通っているという感じを受ける、

そんな素敵な方でした。

なんとなく、坂本くんがどんな感じでラジオのインタビューを受けていたのか、わかるような気がしました。

とてもうちとけてお話ししたくなるような雰囲気をもった方です。

(ご本人が言われるには、それってあまりいいことではないそうなのですが・・・)


あれこれと3時間もお話しさせていただきました。

最後は名残惜しい思いを抱きつつ、お別れしました。



とても一日にあったこととは思えないほどたくさんの経験をした2008年11月29日でした。

(足かけ4日かかって、やっと完了です)