昨日書き損ねました。ちょっと植物学な話です。
「日本の固有種で、鮮やかな赤い色をした花ってあるかい?camellia(ツバキ)以外で」
とケヴィン先生。
確かに思いつかない。
南国の花なんかは真っ赤なの多いけど、古来からこの国にある花となると・・・・・
「ないだろう?その理由について、考えてみよう」
(セリフの和訳、きついっすね。ちょっと変えます)
なんでも、この国には、hummingbird(ハチドリ)がいないからというのがその理由だそうで。
通常植物の種(しゅ)は昆虫やら鳥やらを介した受粉によって保たれるわけですが、
昆虫には赤から緑にかけての色は認識できないそうです。
つまり、赤い花は昆虫による受粉はなされることがなく、
そのため、ハチドリの生息域外のこの国では、赤い色の花はないとのこと。
ツバキは、冬の花なのでこの例ではなく(昆虫とは関係なく)、
ヒヨドリなどが蜜を吸うことで受粉がなされるんだそうです。
そういえば、ドライフラワーの花材が売るほど家にあったころ、夏場はリースの虫(と我が家では読んでいましたが、
正式には「死番虫(シバンムシ)」―カブトムシのメスを1、2mmくらいにして茶色にした感じ)がやたら湧いて
困ったものでした。奴らは好んで黄色い花を食していました。赤なんかは割と無事。
(こいつらに食われると、花はぐずぐずのこなこなになって崩れてしまうのです)
ハチドリって、テレビで見たことあるだけだけど、思ったよりずっと小さくてかわいい。
ホバリングしながら花の蜜を吸う姿は一度生で見てみたいものです。
以前ナイトスクープで、スズメガと見間違えた方がいたけど、確かにけっこう似てる。
それだけなんですが、生態系というのはかくも複雑できちんとした連鎖によって成り立っていて、
人間なんかがこんなにごちゃごちゃにしちゃあやっぱまずいよななどと、
とってつけたようなシメでここは終わります。