(昨日のことになってしまいましたが・・)
第5回 異文化講座。
前半のレクチャーは“The story of Okiku-musi”(「お菊虫」の話)
(お菊虫は、ススメガ科のセスジスズメの幼虫)
飢えで苦しむ家族のために村の倉に一握りのコメを盗みに入ったお菊が、見とがめられ罰として古井戸の中に投げられ、命を落とす。翌年その井戸から虫の大群がわいて出て、村中の米を食い荒らしてしまう。村人たちは、お菊の恨みだと考え、その虫を「お菊虫」と呼んだ。
というような話。
日本各地に同様の伝説の残っているそうです。
この話から、以下のような日本人の古来の文化や考え方がうかがえます。
ひとつは米を盗むという行為は、当時何よりも重い罪だったということ。
このことから「米」が単なる主食というだけでなく、経済的にも文化的にも大きな価値をもっていた
ということがよくわかるということでした。
神事でも、コメやモチ、酒などは神聖なものとして供えられます。
それにもうひとつ、今のようにさまざまな自然現象が科学的に解明されていない時代において、
(突然の昆虫の大発生のように)異常と思われる出来事に直面した時、
人々は天罰(divine punishment)という概念でそれを説明したということ。
これは、妖怪の発生過程と酷似しているな、と思いながら聞いてました。
天気がよかったので、フィールドワークはちょっと遠出をしました。
と言っても、3キロほどを一時間かけて歩いたのですが・・・
晴れた秋空の下、本当に気持ちのよいひとときでした。
そういえば、総人数15人程度のこのクラス、フィンランドからの留学生の男の子が2人、中国からは男女1人ずつ受講してます。彼らもはるばる日本にやってきてよもやおじさん、おばさん方に交じってお散歩することになるとは、夢にも思ってなかったことでしょうね。
(フィンランドからの二人は、金髪碧眼長身のイケメンコンビです)
階段でつまずくフィン①くん(名前知らない)に、思わず“You allright?”という私に「ダイジョブデス」と彼。日本語もかなり解するようです。


