以前読んだ小説の話。
ショートショートだったかな?
筆者が誰かも覚えてません。
内容もうろおぼえなのですが・・・
主人公は、ある日突然自分が蟹に攻められるイメージにとらわれます。
(確か、夢と言うより、白昼夢ないし突然頭の中にそんなイメージが浮かんだって感じだったと思います)
それは日に日に強くなっていく。
気にしないようにしようと思っても、
どうしても自らの体が蟹によって占拠されていくイメージを拭い去ることができない…
そんな話。
オチを言っちゃってもいいでしょうか?
最終的に、蟹(カニ)=cancer(英語では「癌」の意もあり)ということで、
主人公が悩まされていたイメージは、
自分の体がだんだん癌に冒されていっているという事実を
蟹によって席巻されていくという形で実感していた、というような内容。
前半がかなりシュールなのに、最後きちっとオチが付いていて、印象深かった作品です。
(でも、誰だったか覚えてない…)
確か日本の作家さんだと思うんですけど、だれだったかな?
こんな風に読んだ小説の内容の断片だけ頭に残って、
誰の何という作品かは思い出せないものってたくさんあります。
私だけかなぁ?
でも、なんかこのカンジ、わかります。
自覚症状のないと言われる病気なんかでも、本能的にイメージで感じ取ってるっていうか。
あとから「そういえば」と思い当たるような。
まぁ、病気には限らないんですけど。
例えば、よい方の話でいうと子供ができた時とか。
英語のbe expecting(=be pregnant)っていう表現なんかも
babyの誕生までを待ちわびてるって感じなんだろうけど、
「あ、そうかな?」って予感的なものを感じる意味合いもあるのかな、なんて。
いや、今はそんな予感は全くないんけど、ね。