よその家庭のことなんてさ、結局他人にはわからないわけだけども。
そして、タイトルの通りなわけだし。
そして、親子といえど、産まれた瞬間から別々の人生が始まるわけだから、親の思い通りになんていかないのが大前提なんだけど。
旅立ちのシーン。
すごく悲しかったな。
おなかに宿った瞬間からその命を尊び、誕生から今まで、大切に大切に育てたこどもを送り出す。
伴侶と幸せに生きていけますように。
苦労や不幸がふりかかりませんように。
そうねがいながら。
今までのいろんな思い出をふりかえりながら、旅立つ日まで穏やかに過ごせたはずなのに。
まして、社会経験のない娘。
どんなに非の打ち所のない結婚でももう滅多にあえなくなる娘。
それが、勘当同然を装いながら、送り出さなければならない、、、。
育てたように育っただけ。
でも、あんなさよならが、じぶんのうちに起きたら、苦しい。
お姫様、幸せになりなさい。
なにがあっても、自分たちのちからで、自立して生きていきなさい。
社会経験のないふたりがどこまでやれるか、みせてください。
さまざまな疑惑を払拭したり晴らしたりする気なんかないのはわかったから。
だから、見返してやりなさい。
でも、あなたは、たぶん、そう遠くない未来に、現実をしるはず。
そして、親のこころからの祝福がない結婚の意味を知るはず。
その頃にはもう遅いけど。
社会経験がないまま、御簾の向こう側で生きてきたあなたが、ひとの言葉に耳を傾けなかった結果なのだから、じぶんでしりぬぐいなさいませ。