東日本大震災以降、日本国中の重苦しい空気は、単に被災地を思って『自粛』しましょうというような単純な感情ではないように思います。
被害が大きかった東北の各都市は、高さ10メートルを超える防波堤をつくるなど、十分過ぎるくらい津波に対する備えをし、防災意識もとても高かった地域です。
『備えあれば憂いなし』
。。。のはず。
それなのに自然の猛威は意図も簡単にそんな『人知』を破壊してしまった。
そのような喪失感は過去の震災にはなかったことだと思います。
自然と共存するということは、このような自然現象も甘んじて受けなければいけないのか??
人間存在そのものへの問いかけにそう簡単に答えをだせるはずもありません。
それでもなおこの日本で生きていくんだという『覚悟』が生まれてはじめてみんなで笑える日が来るような気がします。
テレビでは有名人が、『頑張れ、頑張れ』というけれど。。。
普通に生活できる人は、普段どおりには前提ですが、
『無理して頑張らない。』
そういう時間がまだ必要でもいいのではないでしょうか。
戦後日本は、豊かさと引き換えに、真摯に哲学することがあまりにも少な過ぎたとも言えるのですから。