【しゃくやむび】
一日中。朝から晩までいつもいつも。

◇  ◇  ◇

減量目的で行う筋力トレーニングの実施時間帯による効果について、モットモらしく考察する。

筋力トレのような高強度の運動を行うと、筋肉は酸素を使わずに運動をする。いわゆる無酸素運動である。無酸素運動時における筋肉は、糖を分解し乳酸を発する。乳酸を発した筋肉は浸透圧により水分を蓄えて腫れる。「パンパン」と言われる状態だ。(ホンマにパンパンになってるのだ!)

筋肉がパンパンになると、脳は成長ホルモンを発する。成長ホルモンは高い脂肪分解効果を持っており、体脂肪を血中に遊離脂肪酸として放出させる。脂肪は遊離脂肪酸の状態になると、通常より燃焼効率が上がる。この状態は数時間から10時間以上維持されるという説がある。

冷静に考えれば分かるだろうが、この時間帯に運動を行えば通常より脂肪を消費する。

起きる→会社に行く→帰る→筋トレする→風呂に入る→寝る。
起きる→筋トレする→会社に行く→帰る→風呂に入る→寝る。

通勤というものは意外に重労働だ。デスクワークだって、寝るよりは運動量も多いだろう。朝にスルのか夜にスルのか、どちらがどれ程オイシイ時間の使い方をしているのか、疑う余地はないだろう。

最近ネットのいろんなサイトでみつけた理屈なので、真偽については自分で検証してもらいたいがね…。


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【いふうざんこう】
昔の立派な人物や、すぐれた風俗のなごり。

◇  ◇  ◇

ネギを食べると頭がよくなる。
子どもの頃に、よく聞いた言葉である。しかし、本当にネギがそんな力を持っているのだろうか。

頭が良くなると聞いて、すぐに思いつく栄養素と言えば「DHA」。
いわゆる青い背の魚に多く含まれる、脂肪酸の一つである。

文部科学省の食品成分データベースによると、マイワシ100gに含まれるDHAは1300mg。そもそもDHAにそのような効果があるのか、また、何mg以上あれば効果があるのか定かではないが、少なくともそれと同じくらい含まれていれば、ネギを頭が良くなるフードに認定しても良いだろう。

しかしながら、葉ネギ(青ネギ)100gに含まれるDHAは0mg……つまり、全く含まれていない。これでは困る。先人の教えが嘘になってしまう。ここは一つ観点を変えて検証してみなければならない。

脳が活動するために必要なのは糖分と酸素。
これらを供給するのに効果があれば、頭が良くなるフードに認定しても良いだろう。

まず糖分。
フランスパン100gに含まれる炭水化物は57.5g、葉ネギ100gに含まれる炭水化物は7.0g。たった8分の1では多いとは言いがたい。

では酸素。
酸素を供給するために働く赤血球と言えば鉄分。
豚のレバー100gに含まれる鉄分は13.0mg、葉ネギ100gには0.7mg。20分の1しかない。

ならば、造血時に働く葉酸。
ブロッコリー100gに含まれる葉酸は210mg、葉ネギ100gには110mg、これだ!これの事だ。

随分と遠まわしにはなったが、「ネギを食べれば、ブロッコリーを食べたときの半分くらいは頭が良くなる。」という結論が得られた。

やはり、先人の教えというものは、しっかり聞いておくべきである


※放置ブログより再編

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【こうじこうせつ】
人の話を聞いて、十分に理解しないままにすぐ人に話すこと。

◇  ◇  ◇

白ワインは旨い。

爽やかな香りにスッキリした味わいを持ち、ほとんどどんな料理にも合う上、ビールよりもハラ脂肪への影響は少な…そうな印象…から、ガブガブと飲んでいる。

もちろんせっかく飲むのだから、何か良い効果がある事を期待している。少し前にブームになった赤ワインのように、血をサラサラにしたり、老化を防いでくれるなど、酒飲みが喜びそうな口実がきっとあるはずだ。

文部科学省の食品成分データベースによると、白ワイン100gに含まれる成分は、水分:88.6g たんぱく質:0.1g 脂質:0g 炭水化物:2g ナトリウム:3mg カリウム:60mg カルシウム:8mg マグネシウム:7mg リン:12mg 鉄:0.3mg 銅:0.01mg マンガン:0.09mg 等などとなっている。

カリウムが少し目立っているが、赤ワインには110mgも含まれており、ここであえて取り上げる程ではない。これだけでは、ビールから切り替えた意味が無い。

仕方が無いので、Googleの一般サイト検索を使って白ワインの効果について調べてみた。結果は「肺に良い」「利尿作用がある」「美肌」など、様々な説はあったが、どれも情報源がマイナーでイマイチ興味をそそられない。

しかしそんな中、大手ポータルサイトや酒造メーカー等、メジャーなサイトで堂々と掲載されていた説があった。「殺菌効果」。なんでも、白ワインに含まれるリンゴ酸や酒石酸などの有機酸が、サルモネラ菌や大腸菌などの有害な細菌を殺してくれ、腸内の環境を整えてくれるとの事。

これは素晴らしい。そんな効果があるなら、是非ともご家庭で常備しておくべきである。もし、間違ってちょっと腐ったものを食べたとしても、常備している白ワインで胃腸を殺菌できるから安心ではないか。

とは言え、何年も置きっぱなしでは、ひょっとしたら殺菌効果が弱まってしまうかもしれない。常に最高の殺菌効果が発揮できるよう定期的に入れ替えが必要だ。その為には最低週に1本、できれば毎日飲むべきである。

しかし、一つだけ気がかりな事がある。
世界中の学術論文を検索してくれるはずの「Google Scholar」では、白ワインの殺菌効果について、何も見つからなかった。赤ワインについては山ほどあると言うのに…。


※放置ブログより再編

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