【なんかくらんすい】
実力のない者が、分不相応な地位にいること。

◇  ◇  ◇

このままではタダの揚げ足取りブログになりそうだが、またまたそんな話。

今朝テレビで、とある高級車メーカーの広報担当がインタビューを受けていた。30才前後らしき彼は、見た目はさわやか、受け答えはハキハキ明瞭と、これぞまさに広報マンといった風情。半睡状態の私は、しばらくボンヤリと眺めていたのだが、ある台詞で目が覚めた。

当社の技術のイキを集めて……

思わず「“技術のイキを集めて”って今なんつった?」と突っ込んでしまった。

イキ、イキ、イキ……技術のイキ。

技術の=技術の呼吸。
技術の=技術の境。技術の場所の区切り。技術の区域。
技術の意気=技術の元気さ。技術の心だて。
技術の遺棄=技術を置き去りに。

んなワケはない。もちろん「粋」と書いて「ぎじゅつのすい」=選りすぐられた技術と解釈するのが正しい。

30年も生きてりゃ「ぎじゅつのすい」なんて音で覚えてしまう単語だと思うのだが、それをワザワザ漢字に戻してしかも訓読みするとは、どんな思考回路なのだろうか。

例えば読書中、読みが曖昧な漢字があったとしても、そのまま辞書も引かずにやり過ごしたまま、ふと気がつくと大人になり、会社で働き、なんだったら子孫だって残しちゃっているのだろう。かわいそうだ子供が。

父を反面教師に、立派に育ってくれたら良いのだが。

そういえば少し前に、自転車ロードレースの中継を見ていたら「イチヤ(一矢)報いる」なんて言うてたヤツがおったなあ……。彼は確か元スポーツ選手、つまり脳みそが筋肉ということか。ならばやむを得ない。

広報マンもソレ系だったということで納得しておこうか。


※今なんつった…2009 M-1チャンピオン パンクブーブーのネタ。


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