【ぐんぎまんぷく】
心が多くの疑問でいっぱいになること。

◇  ◇  ◇

『犬神家の一族』を読んだ。
34歳にして初めての金田一耕助である。

面白かった。非常に面白かった。
何を今さらと思われそうだが、それでも言わずにはいられない。

戦後すぐの物語であるため、その背景に馴染みはあまりない上、文体も読み易いものではない。にも関わらず、何のわだかまりもなくあっという間に読めてしまった。どちらかといえば遅読の私がである。

初めから終わりまで、ひたすら次へと進みたくなるストーリー展開、グロテスクな描写、目を背けたくなる人間模様など、それらが複雑に絡み合い、完成度を驚くほど高めている。繰り返し映像化されている理由もよくわかる。

『八ツ墓村』『獄門島』『悪魔の手毬歌』……などなど、他にも多くの作品がある。思いがけずミステリーにハマってしまうかもしれない。

オチなし!


↓もし面白かったらポチっていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 本ブログ 編集・ライター・書店員へ
にほんブログ村