【ごんごどうだん】
言葉に表せないほどあまりにひどいこと。とんでもないこと。もってのほか。

◇  ◇  ◇

昨日の続き。

私も波平氏に負けず劣らず、他者に注意をするという利他的行動が大好きである。

先日とあるウドン屋にて食事をしていた時の話。結構な繁盛店で、お昼時を少し過ぎてもテーブルは全て埋まっており、時に待ち客が出るほどであった。

その店で、隣のテーブルにモテなさそうな二十歳ぐらいの4人組が座っていた。彼らがモテなさそうなのはどうでも良いことなのだが、態度がいただけない。それほどの繁盛店であるにもかかわらず、食事を終えた彼らは、店員を呼びとめ食器を片付けさせ、茶を入れさせるという暴挙に出た上に、よくわからないアニメか何かのカードを目の前に広げ始めた。

忙しいのに何やらしとんねん!とは思ったが、待っている客が出れば動くだろうと思い、ひとまず放っておくことにした。

数分後、ついに待ちが出た。しかし彼奴らの腰は全く上がらない。それどころか、こちらの冷ややかな視線に対して「別にいいよな。お金払ってるし。」などと言い訳を始めた。

ウドン屋という低単価で回転が命の店で、金にならない(そしてブサイクな)人間がテーブルを占拠することなどあってはならない。しかも、少しは悪いことをしている自覚があるぶんタチが悪い。

「次のお客さん待ってるで。」

我慢の限界、臨界点に達した私は、しかしできるだけ冷静かつ心に響くであろう言葉を投げかけてみた。

彼奴らは、「待ってるって」「え~」「知らんやん」などと言いながら、こちらとは一切視線を合わせることなくそそくさと去っていった。してやったりである。

彼奴らがカードを広げてから待ち客が出るまでの間、私の視線は常に入り口にあった。もちろん、待ち客が出たら彼奴らを追い出すためである。

やはり私は波平氏よりも「ドS」であるようだ。
プレイの内容?それはまたそのうち……。


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