クルム伊達


ご存知の通り、彼女は世界ランク4位にまでなるほどの実力者で、

その後引退し、そしてまた現役復帰した選手。


そのプロテニスプレーヤーのクルム伊達選手についての特集を

テレビでやっていた。


現役復帰してからも、現役時代さながらの強さを発揮するその強さの

秘密について探るもの。


強さの秘密を知る上で聞いたのでしょう?

インタビュアーの松岡修造氏は今と昔を比べて何が違うかを尋ねた。


すると彼女は

「心の余裕がある」

と言っていた。

強さの秘密は心の余裕



インタビューで分かったが、

彼女は現役時代より、復帰してからの方が練習量が増えたらしい。


理由は体力。特に瞬発力をカバーするため。


年齢からくる体力、特に瞬発力の衰えを練習と体のケアにより補って

いくためである。


でも、20代の時のような瞬発力は望むには限界があるらしい。

瞬発力とはある程度の年齢に達するとそれを高めるはほとんど望め

ないらしいのである。


しかし、復帰してからの動きは現役時代よりむしろ速くなっている

とのこと。


TVでも過去のVTRなどあったが、確かに得意のライジングショットは

ズバズバ決まっていた。



なぜか?



彼女曰く、

「これまでの経験により予測しているんでしょう」

とのこと


相手がスイングに入る瞬間に、

相手の体の向き、バランス、ラケットの向きを観て、瞬時に次のコースを

読んでいるらしい。


一流になればそのくらいのことは出来ると聞いたことはあるが、

本当なのか?


TVでは実際、松岡修造氏と試しにラリーをやったのだが、

彼が打つ瞬間にストレートかクロスかを声に出していうということをやり、

見事コースを読んで、ライジングショットを連発してた!


しかも驚くことに彼女は、

「相手の目も、目の動きも観て動きを予測している。」

とも言っていた。


この予測する能力は、

勝負の世界で戦い、生き抜いていく上で進化した能力なのでしょう。

生物が生きていく上で、進化するように!


そして、予測する能力を進化させたのは、冒頭の心の余裕なのでしょう。


現役時代は毎週のようにランキングが発表され、

「勝たなきゃ」というプレッシャーで、自分のことで精一杯だったけど、

「今は相手を観れるそれが大きな違いかもしれない」と言ってました。

「だから今は楽しいんです」とも言っていました。



彼女が何のために、またテニスを始めようと思ったかは正確なところは

分かりません。

このままでは日本のテニス界は発展しない、自分の経験を若い人に

伝えたいというものだったような記憶はあるけど、確かではありません。



自分のため(かどうかは知らないけど)というより、それを超えた想いで

テニスに携わっていることが、「楽しむ」という想いにつながり、心の余裕を

生み、それが能力・経験と結びつき観察するという能力を引き出している

のかもしれない

とTVを観てて勝手に思ったりしました。