英語の歌を使うようになってから、今まで
英語の授業に興味のなかった生徒を巻き込むことが
できるようになったのは大きな成果でした。
英語が好きでない、得意でない生徒にとって、
歌は「英語への入りやすい入口」の役割を果たしています。
試行錯誤の結果、歌は授業の最初に持ってくることが
授業の雰囲気づくり、つまり生徒の状態(好奇心があり、
落ち着いてリラックスしている、のがベスト)を整えるのに
貢献することもわかりました。
生徒の中には、内向的で、授業中に発表するのは得意でない
場合もありますが、音楽はそのような人たちにも
アピールできる力を持っています。
そして次の二つが、生徒とのラポールを築くための工夫です。
一つ目は、毎回「タスクシート」と呼んでいるB6の紙を配り、
色々なことを記入してもらいます。例えば歌の穴埋めがいくつできたか、
その歌の歌詞の中で印象深かった箇所を英語で書きだす、
歌を聞いて感じたことがあれば書く、などです。
二つ目は、写真付きの座席表を作り、
なるべく顔と名前を一致させるように努力します。
一致するところまではいかなくても、授業中この座席表が手元にあると、
私自身安心して授業に集中できます。
「タスクシート」を毎回記入してもらうのには、特に大きな利点があります。
受講生が自身の進歩を実感でき、自尊心を高めることにつながることです。
授業中は無口な生徒も、タスクシートには安心して何でも書けるので、
生徒とのコミュニケーションにも役立ちます。
また、平常点の一部として、学生を総合的に評価するための材料にもなります。
NLPを知る前は、英語の教師の仕事は英語を教えることだと思っていました。
でもそれだけではないことがわかりました。
今では、生徒の学習の特徴を知り、
様々な感覚器官(VAK)が優位な生徒が楽しめる多彩な授業にすること、
生徒の特徴や興味を知ってラポールを築くことなどに気を配っています。
学びやすい場を作ることは、すなわち教えやすい場を作ることであり、
教えることが楽しい、と感じられることにつながります。
NLPには授業を楽しく行うためのヒントがたくさんあります。
先生方には、是非NLPを学んで、
教えることを楽しんでもらいたいと願っています。
ラポールがある状態では、生徒は先生のアドバイスを進んで受け入れるようになります。
ラポールは日常生活、例えば親子の間でも大切です。
「子供は親の言うことを聞くのが当然」、と親が思っていると
ラポールは育ちにくいのです。
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