こんにちは。
NLPフィールドの酒井です。
今日は温かな日差しに包まれて
身体も緩み、深く呼吸もしやすくなります。
現在、NLP共感リスニングというテーマでワークショップを開催しています。
リスニングは、最近とても重要なスキルとして見直されてきています。
仕事では多くの場合、レポート的な会話が非常に多く交わされています。
それは、具体的には業務的な内容や戦略的な内容であったりと頭で思考したことを交わしていく会話です。
その会話では私たちは思考はフルに回転させていきますが、冷静に、客観的に、そしてロジカルに検討する場合は、主観的な直感や自分の気持ちからくる情報を排除しがちになります。
基本的には、相手に理解してもらうためには何が言いたいのか思考でまとめた方が良いこともあります。
しかし、その癖が身についてしまった方は、個人的な想いを言葉にしたり、自分が何を感じていて、どんなことを本音で伝えたいかがわからなくなってしまう方もいます。
また、「聴く」人がどう聴いてもらうかによって、話をすることが変わった経験はないでしょうか?
自分でも話すポイントが掴めていないまま話しているのに、聴いてくれる人がまとめてくれたり、聞きなおしてくれたりしているうちに、自分が言いたいことが言えるようになったり、
逆に、これがわかってほしい、と何度も説明しているのに、ポイントを外して聞き返されたり、話をはぐらかされてしまったり、
リスニングとは、相手の話を聴くスキルでもあるのですが、それ以上に、相手が話しやすい環境や関係性を築き、そして、コミュニケーションという相互交流の中で言語や非言語の両方に意識を向けながら、話し手が本当に話したいことを一緒に探っていく、という協働したプロセスになります。
アクティブ・リスニングという言葉もありますが、まさに「聴く」ということやフィードバックを通して働きかけていくことになります。
リスニングがうまくなると、相手の言いたいことも理解できるため、こちらも話しやすくなります。
その結果、角度の高い情報がやりとりできたり、本音で話ができたりします。
逆に、リスニングが下手だと、話をする側も億劫になって適当にされたるなど、人間関係の質が高くならなかったり、周りと疎遠になっていくこともあります。
「今回の感情を聴いて、伝え返す」というテーマは、通常の会話で起こりがちな思考的な会話から、相手の感情に気づき、そこに焦点をシフトしていく聴き方をトレーニングします。
もしよかったら、「感情」を聴くことのメリットについてはこちらに記載しましたので、ご覧ください。
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