三浦太郎展レポの続きです
大掃除の合間に
超特急で書いています
皆さんはいかがお過ごしでしょうか
絵本セラピストりこちゃんですこんにちは
こちらは
展覧会入ってすぐの大展示↓↓
カラフルで
なんて可愛らしいのでしょう
世界中の子どもたちに
好きな色、好きなこと、
将来について、など
インタビューしたものを参考に
描いた絵だそうです
三浦さんの子どもたちに
向ける優しいまなざしや
愛情深い人柄が
伝わってきました
また
三浦さんは
創作時に社会の動きも
大いに取り入れているそうです
「ちいさなおうさま」3部作について
次のような紹介がされていました
①「ちいさなおうさま」
愛娘へのベッドタイムストーリー
から生まれた。
頼りない男が結婚して
家庭を持つことによりしっかりする、
ということがテーマの絵本。
構想し始めたときは
「電車男」などオタク文化が
注目されていた。
②「おおきなおひめさま」
東日本大震災に伴う
原発事故の印象を反映させた。
大きくなりすぎると
手に負えなくなるということから
おひめさまの塔に
原子炉のイメージを重ねている。
③「おうさまのこどもたち」
王家の後継者や職業における
ジェンダーフリーの考えかたなども
テーマになっている。
三浦太郎/作・絵 偕成社
三浦太郎/作・絵 偕成社
三浦太郎/作・絵 偕成社
へぇ〜〜〜
私がはじめて
これらの絵本を
読んだときには
そこまでの考えが
含まれていたとは
まったく想像も
つきませんでした
驚きました
あらためて
作家さんは作品に
さまざまなテーマを
含ませて
創作していることに
感動しました
次に
三浦さんの
絵本の製作法についても
原画とともに詳しく
紹介がありました
①パソコンで作成した下絵を
万年筆で描き写す
↓
②スキャンする
↓
③パソコン上で
色や質感を加えて仕上げ
『くっついた』は
上記のような過程で
作られたそうです
三浦太郎/作・絵 こぐま社
ところが
最新作の『みち』は
“最初に文章を書き
その後に絵を描く”という
手順でした
近年、三浦さんは
ノスタルジーを込めた
表現をしたい
と思うようになり
描きためていた
風景スケッチから
生まれた場面が
生かされているそうです
つまり
『みち』は三浦太郎さんが
初めて自分のために描いた
絵本なのだそうです
三浦太郎/作・絵 あすなろ書房
2022年10月22日発行
会場では
実際のスケッチが
絵本のどの部分に
生かされているのかが
分かりやすく
紹介されていました
貴重です必見です
今後も
ますます三浦さんの
創作世界から
目を離せない
そんな思いで会場を
後にしました
な、なんと!
8年前にお会いできた写真が
出てきました懐かしい!
またお会いできますように
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