発信しているのに、反応がない。
自己紹介をするたびに、説明が長くなる。
商品のことを話しているうちに、
「結局、私は何をしている人なんだろう?」
と、自分でも分からなくなる。
これ、地味につらいですよね。
特に40代で起業すると、
「もういい大人なんだから、ちゃんと決めなきゃ」
なんて、自分に余計な圧までかけてしまいます。
周りはスラスラ発信しているように見える。
自分だけが、いつまでも決められない気がする。
そこで、
もっと伝わる文章を学ばなきゃ。
もっと集客を勉強しなきゃ。
もっと魅力的な肩書きを考えなきゃ。
と、言葉の迷路へ入っていきます。
でも、あなたの言葉が下手だから伝わらないのではありません。
その手前にある土台が、まだ決まっていないだけです。
僕は案件獲得プロデューサー、起業家のメンタルコーチとして、起業12年、累計500名の方を指導してきました。
その中で何度も見てきたのが、
「誰に」
「何を」
「どのように」
この3つが曖昧なまま、一生懸命に発信しているケースです。
土台が決まっていないのに、自己紹介だけ格好よくする。
投稿の言い回しだけを変える。
新しい集客方法を、また探す。
昔の僕も、肩書きだけ立派にしようとしていましたw
でも、土台が揺れていたら、その上に何を載せても揺れます。
まず決めたいのが、「誰に」です。
お客さまを一人に絞ると聞くと、
「ほかの人が来なくなったらどうしよう」
と、不安になります。
分かります。
せっかく起業したのに、自分から入口を狭くするなんて怖い。
だから、
女性の方へ。
悩んでいる方へ。
人生を変えたい方へ。
そんなふうに、広げたくなるんです。
でも、広げるほど、読んだ人はこう思います。
「これって、私のことなのかな?」
人の心が動くのは、
「これ、私のことだ」
と思えたときです。
広く届けたいなら、まず深く届ける。
以前のお客さまの中で、いちばん力になれた一人を思い浮かべてください。
まだお客さまがいなければ、半年前や一年前の自分でも大丈夫です。
その人は何歳くらいなのか。
どんな仕事をしているのか。
夜、一人になったとき、何に悩んでいるのか。
何が怖くて、次の一歩を踏み出せないのか。
「みんな」ではなく、たった一人の顔が見えるところまで具体的にする。
ここまで見えると、言葉の温度が変わります。
一人に絞ることは、ほかの人を切り捨てることではありません。
一人の心へ、深く届けるということです。
深く届いた言葉は、同じ痛みを抱えている人にも届きます。
次に決めたいのが、「何を」です。
ここで、
90分の相談です。
全6回の講座です。
動画が20本あります。
と、内容ばかり説明してしまう人がいます。
もちろん、それも必要です。
ただ、お客さまが本当に欲しいのは、90分という時間でも、動画の本数でもありません。
お客さまが買うのは、商品ではなく、その先にある変化です。
不安で動けなかった人が、自分を信じて一歩を踏み出せる。
売ることが怖かった人が、胸を張って商品を案内できる。
毎月の売上に怖えていた人が、落ち着いて仕事に向き合える。
お客さまが手にする未来。
それが、あなたの届ける「何を」です。
そして最後が、「どのように」。
同じ悩みを解決する人は、世の中にたくさんいます。
そこで選ばれる理由になるのが、
あなたが経験してきたこと。
大切にしている考え。
お客さまと向き合う順番。
過去の失敗から学んだこと。
こうした、あなたならではの進め方です。
特別な必殺技なんて、必要ありません。
必殺技を探して、僕もずいぶん遠回りしました。
ホントに。
あなたにとって当たり前のやり方が、誰かにとっては安心できる決め手になります。
ここまでを、ひとつの文章にしてみましょう。
「私は、〇〇に悩む人が、△△という未来を手にできるように、□□という方法で支える人です」
この形に当てはめて、一度書いてみてください。
発信の芯が見え始めます。
「誰に」
「何を」
「どのように」
この3つがつながると、自己紹介も、発信内容も、商品の見せ方も一本につながります。
発信に必要なのは、言葉のうまさより、土台の明確さです。
もし今、集客や発信で立ち止まっているなら、やり方を増やす前に、この3つへ戻ってみてください。
土台が見えれば、あなたの言葉はちゃんと届き始めます。
まだ決まっていないのは、才能がないからではありません。
今はただ、どこを整えればいいのか分かっていないだけです。
まずは自分の案件獲得タイプを知り、現在地を確認する。
そこから、次に整えるべきことが見えてきます。
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