ニューロ・ロジカル・レベルの統一(その1) | 人間関係の悩みを強みに変えるNLPコーチング
2009-11-11

ニューロ・ロジカル・レベルの統一(その1)

テーマ: スキル

こんにちは。長岡高生@解決コーチです。




コーチの友人にブログページを「つくったよ!」と連絡したところ、


「ニューロ・ロジカル・レベルの統一について、早く書いてよ!」とリクエストをもらいました。



「ニューロ・ロジカル・レベルの統一」というスキルは、


NLPの代表的スキルですので、事前に幾つかのスキルをご紹介したあとで、


もっと先にご紹介しようと考えていました。



しかし、今回、せっかくのリクエストですので、簡単にお伝えしてみようと思います。



「ニューロ・ロジカル・レベル」とは、人間の意識の段階を、


環境、行動、能力、信念・価値観、自己認識、スピリチュアルの6段階に分けて捉えています。



この「ニューロ・ロジカル・レベル」は、アメリカ・カリフォルニアにある


NLPユニバーシティを主宰するロバート・ディルツ氏が


体系化したNLPのモデルの一つです。



環境・・・今、自分が居る場所のことです。今、このブログを見ている場所に居て、


周りをグルッと見回してください。


何が見えますか? 何が聞こえますか? どんな感じがしますか?



行動・・・今、自分が何をしているのか? ブログを読んでいる。 友達と話している。


目標に向かって勉強している、などなど、です。



能力・・・行動を行うのに、どういう能力を発揮しているのかを指します。


まだ、発揮していない秘めた能力のこともいいます。



信念・価値観・・・価値観とは、自分が価値を認めているもののことです。


信念とは、「崇高な信念」もそうですが、ちょっとした「思い込み」や先入観やビリーフなども含みます。



自己認識・・・自分が何者であり、どんな役割があるのか、ということをいいます。


会社の中での役割、家族の中での役割などのことです。


大きな役割を果たすときのミッションもこの自己認識の意識レベルにあります。



スピリチュアル・・・一人の意識を超えたレベルです。


神や仏といった宗教的な意識もこのレベルに入ります。


チームの一員としてのつながり、自然や社会とのつながり、といった意識レベルです。




NLPでは、人が問題を抱えているとき、ニューロ・ロジカル・レベルの


どのレベルの問題なのかを区別化します。



コーチングのとき、クライアントの意識レベル・・・ニューロ・ロジカル・レベル


・・・を意識してお話を聞くことで、相手の本当の問題が見えてきます。


或いは、本当の問題に気づくことで、解決の糸口が見えたり、


問題が実は問題ではなかった、と変わる場合もあります。


今回は、ここまでにし、「ニューロ・ロジカル・レベルの統一」のうち


「統一」に関する部分は次回にお伝えします。


(つづく)


>>ニューロ・ロジカル・レベルの統一(2)