あっという間に10月が来て、コンクールの時期になりました。

関西合唱コンクールを聞きに いたみホールへ。

本当に素晴らしい演奏の連続で、
音楽にも 音楽に向かう気持ちにも圧倒されて
頭も耳もくたくたになりました。

合唱連盟がユースを育ててきた甲斐があって
今 大学生はもとより、大学は卒業している年代の若い人たちのレベルがとても高くなっているように思います。
そして、その若い人たちが 一般の合唱団でコンクールに挑んでくるので、古参の 本当に大人の声、大人の音楽を聞かせてくれる団体が 厳しい状況になっている気がします。

でも 個人的には 
若い人たちのビブラートも何もない まっすぐな声は たくさん聞いていると疲れてきます。
ピッチも正しい、声も揃っている、リズムももちろんしっかりしている ・・だけど、です。
好みではない。


私の好きな合唱団は ひとつは残念ながら金賞は取れなかったけど、第一声目から、この団の音にホッとしたし、空間が響いているようで、とても素晴らしかったと私は思いました。

もうひとつ好きな団「ことのは」は 見事 金賞を受賞し、全国大会の切符待ちです。
日本語がとても美しく、音楽としての表現がゾクゾクするほど素敵で、私の中では 毎年一番と思っています。
今回も 絶対に1番と信じていました。
私の尊敬する 審査員の雨森先生と本山先生も「ことのは」を1位にされていて それもとてもとても嬉しかった❗️

音楽することは勝負ではありません。
ても、こうしたレベルの高いコンクールを聞くと、音楽に何が求められ、自分たちがどこを目指していけばいいのか とても勉強になります。

早く 自分の団で歌いたくなりましたおねがい