カンボジアの会社でのProvation(見習い期間)が終わり、仕事も大忙し。
そして、新しい住居探しも、自分で歩いて見て、かみさんと共に決めた。
決め手は、何より東向きのこの部屋からの眺めだろう。
今の時期、明けの明星(金星)、木星、火星が東の空を賑わす。
アンドロメダ星雲も見えるはずだ。
空が白々と明けてきた。
雲の動きもダイナミック。
ビルの影からの日の出が!
よし、今日も頑張るかな~。
5月14日(土)は、ここカンボジアでは国民の休日だった。
午前は、ISOのお勉強をした。
来週、ISOの試験が会社内で行われるからだ。
この新しい会社へのISO導入が、今の部署の大きな責務の一つ。
今年度を目標に、ISO9001、ISO14001、ISO45001を導入することが決まっている。
3つのISOを統合したIMS(Integrated Management System)を目指している。
それで、4月から会社内でのISOトレーニング真っ最中。
日本の会社では、まだ9001と14001までが多いが、
ここではISO45001(労働安全衛生)取得を加え、統合ISOを目指している。
ISO普及の面では、日本より、少し進んでいるのかもしれない。
(1) 国王誕生の日に、王宮へ向かう
夕方、近くでマッサージ、その後セントラルマーケットでお買い物。
そしてリバーサイドにある、王宮前公園に行った。
トゥクトゥクでの移動、
360°視界オープンが気持ちいい。
メコン川の夕べ
みんなのんびり~座っている。
(2) 王宮前での奇跡
今日は、国王のお誕生日で、国民の休日。
ここカンボジアは、国王への信仰が非常に厚い。
何やら、王宮前で、直立不動の物体がいた。
・・・
それは、
王宮と夕陽をじっと眺めている犬だった。
まるで、
国王とおひさまに敬意を払っているかのように、動かない。
一体、彼は何を考えているのだろうか?
微動だにもしない。
後ろから、ズームイン!
こちらからの気配が気になったのか、一度だけ彼は振り返った。
どことなく愛らしい~。
まるで、「いい眺めだな~、兄弟」
「くだらない戦争なんか止めようぜ」
とでも言いた気な顔をしている。
また前を向き、
彼は正面を見つめ直した。
そして、
王宮と夕陽を見つめる奇跡のショットが生まれた。
陽はどんどん傾いていく。
彼は野良公なのか。
だが、ここカンボジアでは、自由に生きている。
ある人は言う、
犬は、人を愛するためにこの世に生まれてきた。
ちなみに、猫は、人の穢れや禍いを払いに来たのだそう。
長い人類の歴史の中で、彼らが人間と寄り添って生きてくれているのは間違いない。
ありがとうございます。
(3) リバーサイド~王宮前の不思議な鳥
王宮前の船乗り場に行くと、
屋根の上に何かがいる。
大きなペリカンのような綺麗な鳥!
しかも、つがいだった。
下から警護中の皇宮警察官が追い払おうとするが、全く動じない。
彼らも、国王へのお祝いに駆け付けたのだろうか?
カンボジアの王様は、みんなに愛されているな~。
陽が傾いたリバーサイド。
日の入りと共に、
王宮の塔のてっぺんに、灯がともった。
幻想的な光景
黄道光(こうどうこう)のように、西の空に淡い光が浮かび上がる。
長いコロナ禍から、ようやく立ち直りつつあるプノンペン。
ナイトマーケットも再開。
美味しそうな食材も並んでいる。
お店の裏で、ゴザの上に座って食べる人が。
この後、花火が打ち上げられ、国王の誕生日のお祝いが行われた。
ノロドム・シハモニ国王 69歳。
いつまでも、お元気に。
いつもありがとうございます!