埼玉県の中心、大宮に鎮座する氷川神社は、埼玉県下及び東京都下、神奈川県下に280数社ある氷川神社の総本社として、「大いなる宮居」として知られ、大宮の地名の由来にもなっています。この古社は2,000年以上の歴史を誇り、日本でも指折りの古社とされています。
武蔵一宮としての重要な位置を占めるこの神社は、関東一円からの信仰を集め、特に初詣の時期には多くの参拝客で賑わいます。広大な境内は約3万坪に及び、参道は中山道の「一の鳥居」から始まり、約2kmにわたる壮大な長さを誇っています。さらに、高さ13mの木造「二の鳥居」は、明治神宮から寄贈された貴重なもので、その壮大さと歴史的価値を訪れる人々に伝えています。
この神聖な場所は、四季折々の自然と調和し、参拝者に穏やかな時間を提供します。訪れるすべての人々が、心の平穏を求めて足を運ぶ、不思議な力を持つ場所です。
