自分はばかなのかも・・・
遊ぼうって誘われたのに断るとか・・・
遊びたいし会いたいし、1週間ぐらい会えなくなるし。
でもお金ないし、運転するのはあっちだし、仕事終わりだし。
会うたび、メールのたび、電話するたび
「大好き」「愛してる」
なんてうざいだろうなぁって思うと会いにくいし。
今日はそんなことを一番考えてたから余計だめだ。
でも会いたい、ぎゅってしてほしい。
今更やっぱり!なんていうのもなんだかなぁ。
会いたいって言うのは難しい。
なんでもないっていうのは簡単だけど、心が痛い。
自己嫌悪ばかり繰り返して無意味だね。
それでもこの性格は治んないから、またするんだろうな。




会いたいよ
今日もお仕事がんばんないとね。
給料安いけど、やり甲斐はある。
だから毎日続けられる。
楽しいと思える仕事がやっぱり1番だね。
さて、がんばるか!
私は妻と喧嘩をした。
これで59回目になる。

「もう貴方といたくないわ」

この台詞は何回言われたか。
もう数えることすらしていない。

「いなくなって、私の前から消えてよ!」

喧嘩の原因は日に日にどいでもいいことになるのに、言葉ばかり重くなる。

「貴方なんか…死ねばいいんだわ…」

そこまで言うのかと妻を見た。
悪びれもせず、泣く妻を。


そこまで言うなら
お前が望むなら

「…そうだな」

この世から消してやろう。


小瓶に入った液体を、アールグレイに混ぜこんだ。
妻が好きだと言った紅茶。
カップを2つ用意して、すまなかったと差し出した。
二人で飲んだ紅茶は、幸福の味がして。
私がにこりと笑うと同時に、カシャンと割れる音がした。




ドクン、ドクン、
医師が懸命に命を繋ぐ。
ド、ド、ド、ド、
嘲笑うかのように脈を打つ。
ド…ドド…ド…
死ぬな、死ぬなと叫びをあげる。
ド…ド…ピー
無駄だと、甲高い音が告げた。

「ご臨終です」

私はそれを見下ろした。
うわあああああ
響く声が木霊する。
周りの者も啜り泣き、何故死ななきゃと崩れ落ちた。
私はただ、冷めたように見つめた。

お前が望んだ世界だろう?
傍にいるなと願ったろう?
私は消してやったんだ。
あの不快な日々たちを。

ふふ…ふはは…はははははは!
狂ったように私は笑った。
周りの声も気にならない程に。
ただただ笑い、笑い、笑い。
そしてふと、聞き慣れた声。

「貴方、死なないで…」
「私が、悪かったわ…」
「死んでなんて、間違ってた…」
「お願い…生きて…」

あ…あぁ…
妻が泣く。
か細い声で生きろと泣く。
ああぁああぁぁあぁあ!
私は叫んだ。
何故だ、何故だと。

お前が望んだ世界だろう?
傍にいるなと願ったろう?
私は消してやったんだ。
あの不快な日々たちを。
それでも泣くお前なのか。


私の愛をまたも泣くのか。