それは深夜のとあるロッカールームでの出来事。


夜勤での休憩時間

数人しかいないその場所で

その音は聞こえた。


コロコロコロ…

コロコロコロ……


どこからこの音は出ているのだろう。

寝ている私にも聞こえるこの音は。


コロコロコロ…

コロコロコロ…


なんだか近いようだ。


コロコロコロ…


ん?


コロコロ…


そこで私は自分の喉あたりの異変に気付いた。


コロコロコロ…


このコロコロ音は


コロコロコロ…


私から出ていると……


コロコロ………


近くで休んでいる仕事仲間

コロコロ音を発していた私



気まずい。



非常に起きにくい。




しかし休憩時間もそろそろ終わる。

何事もなかったかのように起きることにした。


けれど

「黙さん夜勤の休憩で寝てるときコロコロ言ってたよ、ウフフ」

なんてコソリと周りに言われてしまったら…

恥ずかしいじゃないか。


意を決して

コロコロ言ってたかはわからないけど作戦で聞いてみた。


「ねぇ、私寝てるとき…なんかコロコロ言ってなかった?」


そして私と仕事仲間の間で爆笑。

人が少ない夜勤のときで良かった。



しかしあれもイビキの内に入るのか謎である。

というかどうやって出していたのかが一番の疑問である。





来週はお昼出勤なのでゆっくりします。