もうかなり昔のことになるが、在特会(在日特権を許さない市民の会)に入ったことがある。

と言っても当時高校生で、田舎山口県に住んでいたので直接集会に参加したことは無い。


思い返すと、当時の在特会は桜井誠の影がまだ薄く、西村修平の方がまだ目立っていた。


当時(2008年)は北京オリンピックの反対運動が強い時期で、西村修平の反中運動に感化されて、自分も参加したのがきっかけだった。


その頃はチベット問題やウイグル問題が熱い時期でもあったし、韓国の反日運動に嫌悪感を抱いてた自分は、在特会こそが正しい愛国保守団体だと思って感銘を受けた。


ところが、愛国とは名ばかりで、汚い罵倒の応酬が目立ち、それも単なる人種差別ばかりだったので、バカバカしくなって自分は在特会を辞めた。そして実際に韓国中国に訪れて現地で優しい人々と交流し、こんな馬鹿げた団体に入るのは辞めようと思うのだった。

そして2015年、政治活動から足を洗い、陸上自衛隊に入隊した。