報知芸能デスクが、「たかみな母の逮捕の件は、今後のことを考えやりたくない」と局次長に相談し、やらなくて済んだという内容を、ブログにアップした。現在、ブログは削除されている。
今AKBをスポーツ紙に登場させることは、スポーツ紙側にも大きな金銭的メリットがあります。また、AKB系は広告出稿主でもあります。AKBに不利な報道をすると、今後の仕事で不利になる恐れがあるので、報道したくない。スポンサーには逆らえません。
僕が同じ立場なら、同じことを考え、同じことをしたと思います。でもそれを口に出しちゃダメでしょw やっちゃいましたねw
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芸能スクープで最も危険なフライデーに、AKB側は毎週楽屋写真企画を提供し、楽屋写真本や写真集発行で莫大な利益を提供しているのは、当然お互いの利害関係が一致しているからです。
お互い口に出さないでしょうが、『仕事でお金を提供するかわりに、スキャンダル写真は撮らない』という暗黙の了解です。Win-Winの関係。そんなことは、AKBもフライデーも外野も、みんなわかってます
でも当事者が口にしたら大問題です。みんなわかっていても、口にしないのがルールです。
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■問題のブログ(全削除)
たかみな母が淫行で逮捕の週刊文春ネタでバタバタ。基本スルーで始めていたものの、時事が配信し、そのうち7時前には共同も配信してきて、さぁ困った。
こっちだけでは決められないので局次の柴矢さんに相談に。とりあえずこちらの事情としては、今後のことを考えてやりたくない旨を伝え、羽田から説明を受けていた「半分レイ○まがいの被害者的側面もあるらしいこと、今後逆に訴訟を起こすことも考えていると事務所が言っていること」といった背景も説明しました。
局次長ズラリの中、意見も様々でしたが、社会面で共同の原稿をそのまま入れる(たかみなの名前も出ない)、見出しは2D以内にすることで決着しましたが、そのうち局次長席から電話があり「そっちがやりたくないのなら入れなくてもいいよ」とのことで、入れないことになりました。局長も了承済みとのことです。責任を丸投げしたのが結果的には良かったのか…。
共同配信ということで、そのうちネットなどにもアップされるだろうと思っていましたが、2ちゃんでは盛り上がっても、ネットは全くどこも触れず。サンスポがアップしながら、あっという間に削除されたようです。
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本当に「レイ○まがいの事件」と立証されたら、当然、未成年淫行は成立しません。
「訴訟を起こすことも考えている」という表現は、あくまで考えているだけで、訴訟を起こさなくてもウソにならないので、便利な表現です。
事務所が「逆に訴訟を起こすことも考えている」と言ってるのは、報道させないための牽制です。
そんなことは、事務所も記者もわかってるでしょう。
全てわかった上で、上司の説得材料として、「今後逆に訴訟を起こすことも考えていると事務所が言っていること」などを出してるわけです。
こうしたビジネス上の「本音と建前」は、不特定多数に見られる場に書いてはいけません。
全てわかった上で、何もわからないふりをするのが、正解ですw