放射線の恐怖 | 電柱が高いのもポストが赤いのも政治が悪い…が、政治家を選んだのは誰だ!

電柱が高いのもポストが赤いのも政治が悪い…が、政治家を選んだのは誰だ!

長文が多い為か中々コメントが貰えないチラ裏です<

本当に怖いのは放射線じゃなく、ワケも分からず右往左往する民衆の自制なき言動である。

□痛いニュース(ノ∀`) / 2011年03月19日
福島の牛乳・茨城のホウレンソウ、規制値超える放射線を検出…枝野官房長官「ただちに健康に影響が出るものではない」
(本文省略)

□痛いニュース(ノ∀`) / 2011年03月23日
東京都の水道水で乳児の基準超えるヨウ素検出 飲用を控えるよう求める
(本文省略)

これらのニュースを切欠に、市場では茨城・福島県産農作物の返品が相次ぎ、ミネラルウォーターの買占め騒動が勃発。
政府も出荷制限だけ出せば、そもそも市場に出回らない商品に対して摂取制限を出すという、風評被害を広げようと思っているとしか思えない愚挙に出た。

また、避難して来た人門前払いした宿泊施設もあるという。

□痛いニュース(ノ∀`) / 2011年03月19日
福島の避難者を宿泊拒否するホテル・旅館続出
(本文省略)

放射能に関しては特に詳しいわけではないですが、ラドン温泉を名乗れる測定値が111ベクレル以上という規定があるので、これを日ごろよく聞くSv(シーベルト)に換算すると経口摂取した場合でも、2.4μSv(マイクロシーベルト)となり、年間の世界平均自然被ばく量の1000分の1である事が分かります。
210ベクレルでも4.6μSvと年間平均被ばく量の520分の1。

飲んだらラドン温泉の2倍危険とは言え、じゃあラドン温泉に浸かって命の危険を覚える事はあるのかと、その湯気や、誤飲をどの程度怖いと思うのかと小一時間問い詰めたい。

これを根拠に被災地や、身体の小ささと成長途中である事から影響の大きい乳児が必要としているミネラルウォーターを買いに走ったり、以前から風評被害が問題にもなっていた地域に対し、二重の規制を設けるという行為は、無知から来る愚挙にしか思えない。

現内閣の行いには非常に不審な点も多いが、未曾有の天変地異下にあっても暴動が起きないと世界に称えられた日本人の、これが本性であって欲しくはない!
不安なのは、他の誰でもない。
いま被災地にあって避難している人々なのだ。

本当に怖いのは放射能ではない。
放射能にただ怯え、偽者の恐怖に踊らされて買い溜めに走ったり、
ツイッターやネット掲示板でデマを流し、面白おかしく煽ったり、
被災者を慮る事を忘れたりする、そういう心の方だ。

いま───
日本人の民度が試されている。