ようやく完成した ABU Record №1300 UL/LH/HG改 であります。
今回のULサイズ(ボディ全幅)は 純正55mm ⇒ UL改43mm とかなりのサイズダウンとなりました。
ギア比は… 48歯:13歯=ギア比 3.69 ⇒ 45歯:10歯=ギア比 4.50
それなりのハイギア化ははかられたと思います、浅溝アーバー併用で従来のスピングリール並みの巻取りスピードは確保できると思います。
今回、フロントフェイスはバランスに配慮したネジ3点止めとしました。
今回もっとも苦戦したのが、スプールピニオンが抜けなかったこと。 結果的にスピンドル&ピニオンをそっくり入れ替える大手術を行いました。
その関係で、シャフト&ピニオンは脱着式となり、よりメンテナンスに配慮したカタチになり、今後ギアの入替で、よりギア比の拡大も可能ではないかと感じています。
フロントカップ内部はです…ギア固定用アッセンブリは無く、ハンドルスリーブにハンドルシャフトが直接差し込まれるシンプル構造で、これだけでもかなりの軽量化がはかられたモデルであることがわかります。
リアフェイス側は、カシメ固定の純正に対して ⇒ ネジ止め固定に変更した。
基本デザインに変更はないが、ロゴ・刻印などが逆さまになってしまうのはLH改の定めであります。
さて、歴代ナロー改モデルの体重測定ですが、画像左から…Shakespeare Sportcast 1973純正 が148.10g
Bronson GreenHornet 2200 改が143.73g
Bronson Jacox 95C 改が138.19g
そして今回の ABU Record 1300 が123.96g と断突に軽い!
純正: UL/LH/HG改 の比較画像 となります。
ちなみに純正の体重は 142.44g でして、142.44-123.96= 18.48g の減量ってことになりました。
外見的には「別物」を感じさせる仕上がりになったかも…♪