ホロックス・イボッソン グリーンドラゴン№1880
…渓流ダイレクト歴1年生の自分ですが、フライフィッシング歴なら40年!と、一応フライキャリアだけは長い自分であります。
なので、ホロックス・イボッソンという名の「フライリール」なら存じ上げています。
けど同社の「ダイレクトリール」には、初めてお目にかかります。
例によって海外購入で仕入れたこのリール、これまた例によってクリック爪は折れているわ、レベルワインダーはシャフトだけでワインダーは欠品だわ、と…最悪のコンディションで…まぁ、それは承知の上で、ただ珍しいというだけでポチッたわけで…
それでもなんとか在庫のワインダーパーツやネジ類などを補充して、ようやく快適仕様までこぎつけた(;'∀')
さて、ラングレーやシエクスピアを見慣れている自分にとって、このリールはちょっとだけ風変わりなムードを感じます。
それはフロント側カバーの形状にあるわけで… 基本的な作りはラングレーのキャストライトのように、フロントケースにハンドル側の一枚プレートで蓋をする、というものなのだけど、プラサンドに見間違えるほどの一体的デザインのキャストライトとは違い、このリールは如何にもハンドル側プレートで蓋をしました!って感じの、やや不細工さを感じさせる(笑)ものがあります。
フロントプレートの刻印:GREEN DRAGON NO.1880
リアプレートの刻印:HORROCKS-IBBOTSON CO. UTICA.N.Y.
…と書かれている。イボッソン社はニューヨーク州のウテイカにあった…ってことか('ω')
ラセンシャフトだけでワインダーが欠品だったけど、在庫のシエクスピア用のがあったので取り付けてみた…機能はするんだけど、右側サポートスリーブ付きのこのワインダーは、右端にポケットの付いていないこのイボッソンリールでは、スリーブがリアプレートに当たってしまい動きがそこで止まってしまう、なので後日このスリーブ部の切除をする予定です。