DJ・パーソナリティーの小川もこさん が出演されている
を観てきました。
この作品は、ラジオドラマ「飛行機雲」としてギャラクシー賞奨励賞を受賞。
現在は舞台化され、今年で11年目の上演となる作品です。
「飛行機雲」の存在は知っていましたが
舞台を観賞したことはなかったので楽しみにしていました。
太平洋戦争末期、特攻隊員である若者たち。
そして現代のラジオ局。
この二つが時空を超えラジオで繋がれる・・というお話です。
キャストの多くは特攻隊員である若い俳優さんなんですが
歌、ダンス、殺陣など、そのパワーとフレッシュさが素敵ですよ
(しかもイケメンさんぞろい、素敵だ~笑)
今も昔も変わらず若者が経験するであろう、初恋と、友情と・・家族への思い。
それだけに昔も今も変わらぬ若者達が命を落としていったという事実が重く感じられます。
彼らが爽やかで、明るくあればあるほど切なさがこみあげてきました。
名高達男さん、坂口良子さんといってベテランの俳優さんの演技はやはり素晴らしかったですし、
清水アキラさん、桜金造さんの存在感、お客さんを引き込む話術や間もさすがです
小川もこさんは「夜サイドアベニュー」の番組パーソナリティー坂本未来役で登場(笑)。
未来がラジオで語る言葉には、本職のパーソナリティであるもこさんだからこその、説得力がありました。
(それでいて、重くなりすぎていない…)
未来が時空を超え、(特攻隊員だった)彼女のおじと電話で話すシーン、
幻想的でとても印象的でした。
3時間という長い舞台だったんですが前半から泣きっぱなし
戦争、平和、命・・思いテーマを扱ってはいますが、
不思議と見終わった後に爽やかさが残る舞台でした。
来年、この舞台がスクリーンで見られるそうです♪
まだ見てない方はぜひ一度ご覧ください~。