主人が部屋に来る。

手術当日は家族が必ず来るように言われている。

病院の駐車場が8時からしか空いていないので、焦ったよう^^;;

 

8時に看護師の方が病室に来て、歩いて手術室へ。

手術室は3階。専用のエレベーターに乗ると、私と同じように今日手術をする女性があと2名同じエレベーターに。

勿論会話はない。

皆、どんな病気かもわからない。

一人の女性は頭髪がなかった。もう一人の女性は私より若かった。

皆どんな思いで今日の日を迎えたのだろうか。きっと私と同じかな。

手術室の前にある椅子に腰かけて名前を呼ばれるのを待つ。

皆同じ手術着で硬い表情でなんともいえない感じ。

私の名前が呼ばれ、手術室へ。

手術室のベッドが思ったより狭くて小さいイメージ。

 

まず麻酔科の先生が説明。(昨日説明に来た麻酔科の先生は若い女性だったけれど、今日は男性。)

とても優しい口調で私の緊張をほぐすような言葉をかけてくださる。

天井見ると緊張しますよ~とか、看護師さんの顔を見ていた方がいいですよ~とか。

私の麻酔は硬膜外麻酔といって、背骨付近の神経(脊髄神経)を包む膜(硬膜)の外側に薬を注入して痛みをやわらげる麻酔法。

背中からカテーテルを入れて薬剤の入ったポンプをそのカテーテルに接続して数日間持続的に痛みを和らげることが出来るそう。

その処置をする前に、歯科でもよく抜歯の時に使うチクッとする注射をした。(局所麻酔)

ベッドで横向きになり背中をまるめてチクッ!

これはあまり痛くなかった。

そして局所麻酔が効いてきたら、今度はカテーテルを入れる。

これも麻酔が効いているからか、あまり違和感がなかった。

まず第一段階ホッとした。

(ブログなどでこれがとても痛いとか書いてあったのをみて恐怖だったが。痛みは人それぞれなのだなぁ。)

カテーテルを入れたまま仰向けに寝て、今度は点滴から全身麻酔。

 

記憶がなくなる前に、執刀医のT先生が手術室に来て、私の肩にポンと先生の手を置かれた。

「俺に任せろ!」的な(笑)

私も笑顔になりホッとした。

主治医のO教授の姿はこの時見えなかった(本当に来るの?まぁ偉い先生は最後に登場だからね、、、)

 

全身麻酔が投与されたと思われる瞬間から全く意識ない(←当たり前)

 

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病室で待っていた主人に連絡が入ったのが11時半頃。

手術室まで来るように言われて行った。

すると主治医のO教授(やっと登場!!)が、切除した私の子宮・卵巣・リンパの一部を並べて主人に見せて説明してくださったそう。

よく見る絵(図)の通りに並べられていたとか。

うわぁ~~~私は見れないな、、、

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