大阪市内で心理カウンセラーしていますノジと申します。いじめ解決策シリーズ第ニ弾です。
今日は[緊急避難]です。
ここに書かれてるのはある親御さんが体験されたお話です。
子どもがいじめられて苦しんでいたら、迷わず学校を休ませましょう。その後どうするかは、まず子どものからだと心の安全を確保してからゆっくり考えればいいのです。
理不尽な地獄に身を置かなければならない理由は、どこにもありません。いじめられる子に非はないのです。安心して眠れる環境を保証してあげましょう。学校へ行かないことは悪いこと?わたしはすぐに娘に学校を休ませました。「そんな学校、行かなくてもいいよ」けれど、そのことにダーリンは反対でした。いいえ、明らかな反対ではなくて不安だったのです。一度休んでしまったら、もう2度と通えなくなるのではないか。そこがとても心配でした。その気持ちも、よくわかります。しかし、いじめが発覚してから学校へ行かせることは、非常に危険です。すでに、いじめがエスカレートするスイッチが入ってしまっているからです。学校と話し合って何とかしてもらおうと考えてもムダです。いじめは陰湿化して見えない所で繰り返されるようになります。教師が1人の子だけを監視し続けるのは不可能です。仮にそんなことができたとしても、更なるいじめの「理由」になるだけです。何も問題が解決しないまま安易に復学すると、恐ろしい報復が待っています。学校を休むことに対して子どもが罪悪感を感じないよう、きちんと説明しなければなりません。お腹が痛くなったら家で休むでしょう?それと同じ。今は心が疲れているから、ゆっくり家で休もうね。心配いらないよ。大丈夫。絶対に大丈夫。もう安心。どこへ非難するか 自宅がもっとも安全な避難場所です。自宅で静養しながら、その間に学校側と相談しましょう。ただし、学校と話し合うことについて、お子さんの同意をもらってください。本人が望まない状況で、無理に進めるのは子どもの心を傷つけます。他の誰かが新たな被害者にされないように、ここでしっかりと問題を解決するのだということを、やさしく話してあげてください。それでも学校側に解決に向かう兆しが見出せなければ、引っ越しや転校ということになるでしょう。転校する先も、普通校と支援学級やフリースクールなどの選択肢があります。娘は学校から、町民体育館で行われている校外学級をすすめられました。1度行ってみると、指導員がいい加減でやる気のなさがイヤだからと、通うことはありませんでした。また、はじめから学校側に期待せず、転校を第1に選択する場合もあるでしょう。ただ、注意して欲しいのは、転校さえすればいじめられなくなって学校へ通える、という保証はありません。せっかく転校したのに、学校に行けない状況を繰り返す場合もあるのです。いじめで受けた深刻な心的外傷は「いじめられた事実」を深く心に刺さったままにしているからです。大切なのは安全確保心から安らげる場所で、家族の愛情をいっぱいもらって、心の元気を取り戻しましょう。わたしの娘は、小学校のときは学校を休みませんでした。「ママとパパが、学校と闘う!」と宣言したので元気が出たようです。闘うのは、子どもではなく親です。中学のときは、2学期の途中から休みました。夏休みは、家で楽しく過ごせたのです。でも、学校へ行くと、やっぱりダメでした。本人が学校へ行かないことを選択したのです。ラッキーなことに、冬休み中にある医科大学附属病院小児科の予約がとれました。急なキャンセルがあっての連絡です。更にラッキーなことに、その日はわたしの勤務が休みの日でもありました。診察の結果、娘には治療を要する異常はなく、感受性の強い普通の女の子でした。「ママの言うとおりだった」医師からも、学校へは行かなくてもいいんだよと言われたそうです。自分に病気がなかったことにも、ずいぶんと安心できて自信につながったようです。心の傷を癒すことにつながりました。逃げてもいいんだ!「いじめに負けるな」そんな言葉は絶対に言って欲しくありません。いじめは耐えるものではないし、立ち向かうものでもないのです。いじめられている子どもは、自分がターゲットにされている間中、抵抗したり逃げることを禁じられ、ひたすらじっと嵐が過ぎ去るのを待っています。どんなに抵抗しても無駄だということをイヤというほど学習しています。絶望的な無力感。そんな状態の子どもに、間違っても「逃げるな」と言ってはいけない。逃げること=避難することが必要なのです。ゴジラに襲われたら、誰だって本能的に逃げるでしょう(笑) 教室の悪魔 見えない「いじめ」を解決するために ポプラ文庫東京都児童相談センター心理司 山脇由貴子ISBN978-4-591-11107-9 札幌医科大学附属病院 [小児科]児童思春期こころと発達外来だより子どもの心療内科の専門医は、全国的にも非常に少ないのが現状です。よい病院はなかなか予約が取れずに半年待ちということも。この続きは【3.学校との話し合い】で書きます。さらにご不明な点がありましたら下記までお問い合わせください。最後になりましたが私へのカウンセリングの申し込みや私に対しての質問は下記からお願いします。文章引用及び参考文献いじめ解決2よりカウンセリング料金(1回)   60分1,000円 ・ 90分2000円 経歴 西淀川特別支援学校卒業後、 自立生活支援センター等で二年間支援業務に従事 財団法人 関西カウンセリングセンターにて上級心理カウンセラー取得そして現在はいじめ問題等抱える中高生のメンタルサポート等にも力を注いでいる。フリースクール等での傾聴ボランティア。電話でのお問い合わせ先は下記までご連絡ください。対面によるカウンセリングの実施時間は月水木の午前10時半~17時 (昼休憩の12時~13時を除く)電話でのカウンセリング及び対面カウンセリングの予約受付時間が10時半~21時(昼休憩12時~13時)を除く  財団法人 関西カウンセリングセンター認定上級心理カウンセラー氏名 能 地  和 哉 (ノ ジ  カ ズ ヤ) 開室日は同じく月水木の10時半から17時 (昼休憩の12時~13時を除く) 携帯 080-1471-0245メールでの予約受付は氏名.年齢ご希望曜日.時間を下記のアドレスまで送りください。kizunasensei@gmail.com 中高生専用いじめ相談掲示板 キズナ先生いじめ駆け込み寺URL http://6921.teacup.com/kkizunasensei/bbsノジ