「親と関わるのがストレスになった。だから、部屋に引きこもるようになった」
そう話す不登校の子供は多いものです。
私もそうでした。
リビングにいると、親からいつ学校の話をされるかビクビクしてしまったり、何も言われなくても「学校に行ってないくせにリビングでダラダラして……」と責められているように感じてしまったりしたものでした。
そのストレスが嫌で、部屋に引きこもるようになったのです。
これはもちろん、外出しないレベルの引きこもりでも同じです。
外の人達と関わるのがストレスになった
↓
だから、自宅に引きこもるようになった
この流れは多発しています。
少しイメージしてみると分かると思いますが、一度この流れで自室(または自宅)での引きこもりになってしまうとストレス耐性は弱まっていきます。
自分以外の人間から加わるストレスがなくなることによるストレス耐性の低下と、一人きりで過ごす時間が多いことによる孤独のパワーダウンがダブルで働くため、あっという間にストレスに耐える力が弱まっていくのです。
そうしてストレス耐性が弱まれば、引きこもりからなかなか脱出できません。
ですから、そうなる前に1日でも早く親御さんが正しい対応のしかたを身につけるべきなのです。
ここは重要なポイントですから繰り返しますね。
1日でも早く、親御さんが正しい対応のしかたを身につけることが重要なんです。
ほとんどの親御さんは逆です。本やネットで知ったノウハウをランダムに応用して失敗していたり、「いざとなったら専門家の力を借りよう」と考えてモタモタしていて自己流の悪い癖がついたり、専門家もどきの指導にしたがって間違った対応をしてしまったりしています。そのため、子供の引きこもり傾向を強めてしまうばかりなのです。
これから1つだけ、間違った対応のしかたをお伝えしましょう。これを知るだけでも、あなたがお子さんの引きこもり傾向を強化してしまっていることに気づくかもしれません。
するどい方はもうお気づきだと思いますが、子供にとってストレスとなるようなことを親がすればするほど子供は自分の部屋に引きこもります。親以外の人間が子供のストレスになるようなことをすればするほど、子供は自宅に引きこもり外出しなくなります。
ですから、間違った対応をしたければ簡単!
子供のストレスになるようなことを親か親以外の人間がやればいいんです。
<例>
・子供の気持ちに共感することもせず親の考えで登校刺激する
・子供が「会ってもいい」と言ったのを真に受けて学校の先生や友達と会わせようとする
・親御さんが例えばなんの悪気もなく、親が学校の話をする(←子供は間接的に学校に行け!と言われているように感じる)
こういうことをやっていけば、ほぼ確実に引きこもっていくと思います。
自己流または専門家もどきのアドバイスを信じている親御さんは前述のような対応を平気でつづけ、子供の状態をどんどん悪化させているので気をつけてください。
まずは、マイナスをゼロにすることです。
あなたが前述のような間違った対応をしているなら、それはマイナスを増やす行為です。ですからまずはそれをやめるだけでいいんです。間違った対応をやめるだけでマイナスを増やすことはなくなり、子供の状態は良くなっていきます。
間違った対応をしない。たったそれだけで、子供が引きこもりになるリスクを下げることができるのですから、簡単だと思いませんか?
最後になりましたが私のへのカウンセリング申し込みは下記からお願いします。
カウンセリング料金(1回) 60分1,000円 ・ 90分2000円
経歴
西淀川特別支援学校卒業後、 自立生活支援センター等で二年間支援業務に従事
財団法人 関西カウンセリングセンターにて上級心理カウンセラー取得
そして現在はいじめ問題等抱える中高生のメンタルサポート等にも力を注いでいる。
フリースクール等での傾聴ボランティア。
電話でのお問い合わせ先は下記までご連絡ください。
対面によるカウンセリングの実施時間は月水木の午前10時半~17時 (昼休憩の12時~13時を除く)
電話でのカウンセリング及び対面カウンセリングの予約受付時間が10時半~21時(昼休憩12時~13時)を除く
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開室日は同じく月水木の10時半から17時 (昼休憩の12時~13時を除く)
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