第1回 ゲームデザインという仕事 | ゲームデザインエクセレント

第1回 ゲームデザインという仕事

2009.10.01


  「あ、人事課の人ですか? 求人広告見たら高卒でもいいってあったんで応募したいんですけど、
   解らないこととかあって電話したんです。
   いやー、オレってもともと進学クラスだったんで、就活とか経験なくって。
   ま、勉強かったるいし、大学受かるかどうかもわかんないんで、就職組に乗り換えたんですよ。
   で、どうせ就職するんだったら、やっぱ、ゲーム会社がいいって思ったんです。
   希望職種ですか? ゲームデザイナーに決まってるでしょ。
   だって、楽そうじゃないですか。
   ちょちょいっとゲームのアイデア考えて、後は遊んでりゃいいんでしょ。
   だいたい、他の仕事って、オレできないですよ。絵描けないし、
   プログラムなんて覚えられないし。
   あ、だいじょうぶ。オレ、ちっちゃい頃からゲームいっぱいやってますから、
   知識なら十分ありますから。
   アイデアだって、どんどん出てきちゃうし。
   で、応募するのには、企画書っていうのがいるんですよね。
   どう書いたらいいのか、教えてもらえますか?」