三千里もなさそうだが訪ねてみる価値はあるもしれない気がしないわけでもない。
ただ母には母の人生があるだろうから、たとえどんなことがあっても干渉はしない。
それが四半世紀弱前に母と交わした約束だから厳守したい。
クソ親父は知らない。
親父の前に『クソ』をつけるのが妥当な男だから憚らずそうしてる。
親子という前に男として許せなく、学ぶべきところは皆無な野郎で、わたしの復讐してやろうリストに載ってるくらいだ。
墓石を蹴飛ばしに行ける日が楽しみで仕方ない。
あっ。学ぶところはあった。
母が「あの男の逆にしていれば、かあさんは何もいうことはないの」とテラDQNだったわたしに言っていた。
つまり反面教師にしろと。
教師といえば――。