これまで“おんがく”テーマであれこれ恋愛について綴ってきた。
折しも今日は一年に一度の七夕。ゆえに語らずにはいられなのだ。
――今年の七夕はあいにくの雨だった。
かねてから夜空を見上げてみようと決めていたし、ブログにはときめく内容を書くつもりでいたから、この悪天候を恨むほかない。
それで、仕事を終えてふとプライベートな自分に戻り、車窓の雨粒が転がっていったときに、「この雨って、おれのせいで彼女たちが流した涙かもしれない」と過ぎった。
十九歳。高校時代からわたしを更正させようと必死だった彼女が、「お金のために変わってしまったの?」と別れ際に流した涙。
二十一歳。姉弟の思い出をとるか、それとも女をとるかの決断を迫られ、わたしがNoを選択したとき、となりでうつむいたままだった姉の涙。
二十四歳。「いつも一緒。死ぬとき最後に見るものはおまえ」とまで言ったのに、好きになりすぎて逃げ出したわたしに火が出るほどのビンタをした七つ年上の彼女の涙。
リアルな織り姫ばかりを泣かせてばかりだった自分は、彦星の資格どころか男としても最低で涙が出てきそうだ。
この場に及んで許してくれとは言わないが、低俗で卑劣なわたしより一分一秒でも長く生きてほしいと、雨空に霞みゆく天の川に祈ることにしよう。
本当は明るい話題を用意していた七夕でしたが……。
年上彼女は金のわらじを履いて探すシリーズ
http://ameblo.jp/nkb2/entry-10499016410.html
※今夜は考えるところがありすぎてオーバーフロー寸前なので、この更新を最後にしようと思います。